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FX口座の比較をする前にまずはここに気をつけよう「Q&A」

FX業者を比較するときに重視するのは...

FX取引業者を選ぶとき、投資家によって何を重視して選ぶかは違うと思いますが、今回は、判断材料となる項目をいくつか取り上げたいと思います。

自己資本規制比率で安全性を確認

FX取引業者が健全な事業を継続可能かどうかの判断項目として、自己資本規制比率を取り上げます。

金融先物取引法では、この自己資本規制比率を一定水準以上に保つというルールの下、金融先物取引業者の健全性を示す指標として、業者に対して、自己資本規制比率の120%以上の維持を義務づけています。

参考までに、比較サイトなどによく登場するFX取引業者から、直近の自己資本規制比率の高い業者のうちの5社を掲載しました(2011年9月某日確認)。120%以上が義務付けられているなか、いずれも極めて高い数値を示しています。

なかでも、トップの外為どっとコムは、口座数や預かり高も多く、安全性に対する信用の高さを裏付けているものと考えられます。

《 自己資本規制比率に注目 》
会社名 自己資本規制比率(%)
外為どっとコム 772.4
フォーランドオンライン 661.2
上田ハーロー 606.3
FXトレーディングシステムズ 586.1
IGマーケッツ証券 511.7

(各社ホームページを基に筆者作成)

自己資本規制比率は3カ月程度で更新されるため、直近のデータについては、個別に確認が必要です。ホームページに掲載している業者も多いので、確認してみるとよいでしょう。

信託保全までの即応性確認

現在、信託保全の義務化により、FX取引業者は、投資家からの証拠金を自社の資産と明確に分別し、信託銀行などへ全額預け入れることが義務付けられています。

ただ、FX取引業者が、最新の証拠金を算定し信託銀行へ信託するまでには、タイム・ラグが発生し、この間、信託保全の対象から外れる状態になります。

以前、複数のFX取引業者の破たん時に、業者による資金流用などで証拠金が顧客に返還されないという事態が頻発しました。

現状では、2、3日程度の間に業者の証拠金流用が発生する事態は考え難いですが、投資家側の立場に立てば、信託保全される証拠金には、直近の状態ができるだけ速く反映されることが望ましいでしょう。

参考までに、投資家から預かった証拠金の直近の状況が、取引日から最大何営業日で信託保全されるかについて、各社ホームページの記載を基にまとめてみました。

《 信託保全までの即応性確認 》
会社名 信託保全の金融機関反映
外為どっとコム 翌2営業日
上田ハーロー 翌2営業日
FXプライム byGMO 翌2営業日
マネーパートナーズ 翌2営業日
みんなのFX 翌2営業日

(各社ホームページを基に筆者作成)

なかでも、外為ドットコム、上田ハーローについては、自己資本規制比率でも上位に位置しており、数値上は安全性、即応性ともに高いといえるでしょう。

スプレッドの違いに着目

マーケット情報などをみると、為替の値動きが、1ドル=100円23銭-25銭などと報道されます。これは100円25銭が買値、100円23銭が売値という意味です。

このように為替レートを表示する場合、買値と売値の2つのレートが表示され、この買値と売値の差をスプレッドといいます。

スプレッドは、投資家から業者に支払う実質的な手数料で、業者によって異なります。取引単位の大きさや取引の回数により、その差が大きくなるので、できるだけスプレッドの小さいFX取引業者を選んだ方が有利となります。

以下の通り、スプレッドを低めに設定している業者を5社選び、表にまとめました(2011年9月某日確認)。

《 FX取引業者間のスプレッド比較(単位:銭) 》
会社名 米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円
FXトレーディングシステムズ 0.5〜0.9 0.9〜2.3 4.7〜4.9 3.9
フォーランドオンライン 0.6〜1.0 1.3〜1.8 1.8〜2.2 1.9〜2.5
みんなのFX 0.6 1.9 4 5
外為ジャパン 0.7 1 1.6 2.2
FXトレードフィナンシャル 0.7 1.4 2.2 1.8

(各社ホームページを基に筆者作成)

ただ、低スプレッドのFX取引業者は約定率も低い、という見方もあります。スプレッドを低く設定することによって、1件あたりの利益が低くなり、システム増強にコストをかけられなくなる、というのが根拠のようです。

そこで、以下、約定率とそれに関わるスリッページについて確認したいと思います。

約定率が高く、スリッページの少ない業者

FX取引において、自分の注文がFX業者との間で成立することを約定といいます。ただ、FX取引では、約定拒否やスリッページにより、自分の注文が提示した値で成立しない、といった事象も多かれ少なかれ発生するようです。

スリッページとは、為替相場の急落や急騰といった急激な変化の際に、注文価格とかい離した価格で約定することです。

例えば、投資家が1ドル=100円50銭のときに買いたいと思い、成り行き注文を入れたところ、レートが1ドル=100円51銭に変わり、この価格で約定してしまった場合、こうしたズレをスリッページと呼びます。

約定率の低さやスリッページの頻発は、投資計画などに大きく影響するでしょう。他方、約定率やスリッページについて表記している業者は少ないのが実情です。口座開設前のデモトレードが可能な業者であれば、こうした機能を利用して、約定率やスリッページの発生度合いを事前確認するとよいでしょう。

中には、ひまわり証券やマネーパートナーズのように「約定率100%」「スリッページなし」を明言している業者もあります。

ちなみに、ドル/円取引の場合のスプレッドはひまわり証券が1銭、マネーパートナーズが1.2銭とスプレッドの表で取り上げた5社の業者よりはやや高めに設定されていますが、スリッページ発生によるコストについてはゼロとなる訳です。

業者選びには、これらの様々な要素から総合的に判断することが望ましいでしょう。

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