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FX口座の比較をする前にまずはここに気をつけよう「Q&A」

FXの資金は最低どのぐらい用意すればいい"

FXを始める時に疑問に思うのが、いったい資金をいくら用意すればいいのかということです。一般的な商品のように固定価格があるわけでもなく、通貨の価格というのは常に変動しています。そのような環境の中で、最低いくらから取引できるのか、いくらあったら余裕を持ってトレーディングできるのか気になるところです。

FXで運用できる資金の額は人によって異なります。1万円からはじめたいという人もいれば、数千万円を用意できるという人まで幅広くいますので、一概に「いくら用意すればいいか"」というのは難しいです。しかし、その中で共通している項目からどのように資金の調整を考えていけばよいのかを見ていきたいと思います。

投資は余剰資金で

まず大事なのが、投資は余剰資金で行うことです。証券会社の口座が万が一残高0になってしまっても、現在の生活に支障をきたさないようにしなければなりません

それでも、FX口座の中の資金は多めにあったほうが無難です。普段からFX口座にある資金を全力で運用するのではなく、こちらも余裕をもって運用し、普段は半分程度、勝負だと思った場面では80%程度の資金を活用できる状態にしておくのがいいと思います。

あまりに少ない額で証拠金ギリギリの取引をしていると、すぐにロスカットと言われる強制決済に引っかかってしまいます。ロスカットをされると自分の意図としないところでポジションが解消され、口座の残高もほとんどなくなっていまします。

そうならないためにも、FX口座に余裕をもった資金を残しておくことが重要になってきます。ロスカットの前にマージンコールと呼ばれる警告がくるのですが、これが常にくるような状態にある取引は危険だということを念頭においておきましょう。資金も気持ちも余裕を持つことがFXで成功するための秘訣になります

トレードタイプにより最低必要資金が違う

短期取引と長期取引では、長期の方が資金を多めに用意する必要があります。これは、突発的なニュースなどにより一時的に自分が思っていたのと逆の方向へ進んでしまっても耐えられるようにするためです。

短期取引の場合、取引画面を常に開いていて、何かあった時に対応できる状態にあることが多いと思うのですが、長期取引の場合は、レートを見るのは日に数回などの場合も多く、突発的な動きには対応しにくいので、こういった資金管理も重要になってきます。

【 短期取引の場合 】
ドル円を取引していると仮定して、短期取引の場合、一日で20銭程度利益が出れば上々の出来です。1万通貨ペアのみで取引したとすると、利益は2,000円になります。10万通貨ペアなら2万円の利益です。レバレッジを25倍とした場合、最低必要資金は下記のようになります。

レバレッジ25倍(保証金率4%)で1万通貨ペア取引の場合
10,000通貨ペア×85円×4%=34,000円

レバレッジ25倍(保証金率4%)で10万通貨ペア取引の場合
100,000通貨ペア×85円×4%=340,000円
※ドル円のレートを85円と仮定する。

しかし、これはあくまで必要最低資金となりますので、想定レートが逆に行ってしまった時は、すぐにマージンコールやロスカットをされてしまうおそれがあります。余裕をもつなら、それぞれの最低資金の2〜3倍程度は口座に資金を入れておきたいところです。

【 長期取引の場合 】
為替はトレンドと呼ばれる一方向へ大きく動き続ける動きが発生した場合を除いて、基本的には上に行ったり下に行ったりと相場が揉む傾向が強いです。売買をして一旦ポジションを持ったからといって毎日継続的に利益が積み重なるというわけではありません。

しかしこれはレートの為替差益のことであり、買ったときと売ったときの価格の違いからくる利益です。長期取引の場合はこれ以外にもスワップと呼ばれる損益を考慮する必要があります。スワップとは、各国の金利政策の違いにより生じる金利差益です。

たとえば、現在ですと豪ドル円を1万通貨ペアで買った場合は、毎日100円程度の利益が加算されます。月を30日とすると3,000円です。10万通貨ペアの場合はその10倍の3万円です。

長期取引ではこのように、為替の価格の違いからくる損益だけでなく、スワップ金利も考慮にいれる必要があります。特に、金利の高い通貨ペアを売っている場合は、毎日その分が口座から引かれていくわけですから、資金を多めに蓄えておく必要がでてきます。

短期取引以上に余裕を持っていたほうが無難ですから必要最低資金の5倍程度あったほうが安心できます。

目標の利益額から逆算する

FXでどれくらい利益をだしたいか、儲けたいかも個人によって変わってきます。本業のかたわらに趣味としてFX取引をしたいのか、専業トレーダーとしてFXのみで生活をしていきたいのか、そこでもリスクの許容度に違いがでてきます。

そこで、まずは自分の利益目標額を決めて、そこからどれくらい資金を用意すればいいのかという逆算をしてみる手もあります。下記にその例を出してみます。

●毎日、1万円の利益をだしたい場合
1万通貨ペアの場合、1万円の利益を出すには100銭の幅を取らなければいけません。これは短期取引では非常に難しく、そもそもドル円などでは1日に100銭もレートが変動することは近年では珍しくなってきています。

現実的には20銭ほどの利益が抜ければ上出来ですので、これを基準として考えると5万通貨ペアを一度に取引する必要があります。

レバレッジ25倍(保証金率4%)で5万通貨ペアの最低必要資金
50,000通貨ペア×85円×4%=170,000円

※ドル円のレートを85円と仮定する。

必要最低資金は170,000円となりますが、強制決済などを防ぐためにここに2〜3倍の余裕を持たせると、340,000〜510,000円となります。長期取引ではここにさらに余裕が必要になりますし、スワップも考慮しなければならないことから100万円程度は資金を用意しておいたほうが無難です。

このように、FXでは相場観以上に資金管理も重要になってきます。普段の生活に支障がでない範囲で安全な運用を心がけましょう。

たまに「10万円からFXをはじめて、1億円を手にした凄腕トレーダー」などの記事を目にすることもありますが、それは宝くじにあたったようなものですので、ここでその考えは伏せておきましょう。

基本的には利益の目標額と同等の損失許容額が一般的になります。10万円儲けるのが目的なら10万円を損する場合ももちろんでてきます。まずはこの許容できるリスクを考えることも重要です。

FXの魅力は少ない資金で多くの利益を出すことにありますが、その反面、損失であるリスクを考えずに取り引きをしてしまいがちです。利益を積み重ねていくためにもリスク管理もしっかりとおこないましょう。

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