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セントラル短資FX &トレイダーズFX

システムが早く、使い勝手が良く、トレード画面が見やすいフィリップ証券(旧:岡地 のFX)

※岡地株式会社は、平成21年12月13日にFX事業をフィリップ証券に譲渡しました。

フィリップ証券は、いわゆる外資系の証券会社です。
日本では聞き慣れないかも知れませんが、香港の4大証券のひとつです。
日本・香港・シンガポール・タイなどのアジア株式市場で先物商品取引や金融派生商品(デリバティブ)取引を取り扱い、その中にFXも含まれます。


私がなぜ外資系の業者のFX口座を持っているかと言うと、元々は岡地のFX口座を持っていたのですが、事業譲渡を期にフィリップ証券に移管されてしまったからです(かなり受け身な理由ですね)。


実は、最近フィリップ証券にFX事業を譲渡する業者が増えています。私が知っているだけでも、FROMEAST証券、アイ・トレードFX、アトランティックトレード、そして岡地がFX事業から撤退して、あとをフィリップ証券が引受けています。


最近はFX業者が増えすぎたため淘汰が進んでいて、さらにレバレッジ規制でますます縮小傾向にあります。特にレバレッジ規制が2011年8月からは最大レバレッジが25倍まで規制されることがあって、顧客がレバレッジ規制の対象外である外資系FX業者に流れていっています


フィリップ証券の件もそうなのかと思って、もう日本ではのぞめない200倍や400倍といったハイレバレッジを期待していたのですが、フィリップFXはなぜかレバレッジ規制の対象に含まれており、ハイレバレッジを期待して口座を開く外資系FX業者ではないようです。


どこか活気に欠ける


それほどさまざまな業者の事業を引き継いだのであれば、さぞにぎわっているだろうと思ってホームページを見たのですが、ちょっと心もとない感じがしてきました。どこか開店休業のような雰囲気なのです。


まず、「普通口座」と「ミニ口座」の2種類の口座のうち、「普通口座」が現在取り扱い休止中です。普通とミニだと普通がメイン口座だと思っちゃいますよね。それが閉まっているというのはちょっと・・・。


ですがミニ口座は一般的な日本のFX口座とほぼ同レベルで、初回最低入金額は3万円、取引単位は1万通貨単位です。1000通貨単位を扱う業者が増えてきている中、1万通貨単位は特に「ミニ」ではないですよね。


ホームページのコンテンツもあまり充実しているとは言えず、内容も単色テキストだらけで物足りないです。


情報サービスはほとんどありません。マーケットニュース配信があるくらい。代わりにブログが3種類(『FX予言集』、『為替勝力』、『風読記』)あり、内容はなかなか面白いのですが、2011年3月以来更新が止まってしまっています。


コストは並レベル


通貨ペアは23種類と割と豊富に用意されています。スプレッドはドル/円で2銭(出現率98%)、ユーロ/円で4銭(出現率89%)で、広すぎず狭すぎず、いたって並のレベルです。手数料はすべて無料なのは評価できますね。


スワップは買いが安いく売りが高いように思います。つまり顧客に不利なんですね。例えばよく高スワップが期待される通貨ペアは豪ドル/円ですが、お得な他社であれば110円〜120円ですが、フィリップ証券は100円程度です。


コスト面では、デイトレ向きともスワップ向きとも言えません


ところどころにハイスペックが


コストや情報サービスで不安いっぱいになった状態で他を探すと、キラリと光るものもありました。


まず、注文方法が意外と充実しています。逆指値注文に値幅指定機能を付けたトレール注文は本当に便利で、まだまだ多くの業者が未導入なので、これがあると非常に私としてはポイントが高いです。あとは「イフダン注文」や「イフダンOCO注文」にも対応しています。


次に、ツールに用意されているテクニカル分析が豊富です。既存だけで20種類あります。このあたりは外資系の雰囲気を感じさせますよね。海外の方がテクニカル分析に熱心ですから。


これはユニークだなあと思ったのは、取引時間中は、チャットやブログでカスタマーサポートを行ってくれることです。もちろん電話でも受け付けていますが、チャットの方が便利なこともありますよね。画面上の情報からコピペもできますし。


あと、24時間入出金に対応しています。これは今はやりのクイック入金か?と思いましたが、下のただし書きを読んで、そうではないと分かりました。「反映に緊急を要する方は必ず入金後『0120-xxx-xxx』まで直接お電話ください」とあるのです。入金後に電話する必要があるサービスは、なかなか見かけないですね。


海外版取引ツール「Win Trader」


フィリップ証券が採用している取引ツールは、自社のものではなく、「Win Trader」という有名なFX取引専用ソフトです。複数の海外FX業者がこのツールを採用しています。クリック中心の操作しやすさと、動作の軽さが特徴です。すでに述べましたがテクニカル分析の種類が豊富なのも良いですね。


しかし、海外ツールに良くあることですが、ツールの項目がところどころ英語のままだったり(例えば、「Proximity」:現在のマーケットレートと設定したレートの差)など」、マニュアルがどこか直訳風で不自然なところが見られます。ですが、そういったものが気にならない人には特に不都合はありません。


このように、安くもないし、充実もしていない、けれどどこか味のある証券会社です。今後本格的に使うかどうかは、コストの大幅改善か、情報サービスの充実が実現してから決めようと思います。



※こちらのランキングは、取引コスト、スワップ、通貨ペア、レバレッジ、情報、注文機能、モバイル(アプリ)対応、管理人による評価の総合評価になります。