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海外FX業者って実際どうなの?管理人がレビューしました!

FXのレバレッジ規制(日本)って今どうなってるの?海外のFXには規制はないの?

レバレッジとは、小さい力で大きな物体を動かすときに使用する「てこ」のことです。FX取引では、この「てこ」のように、少ない証拠金で、 何倍もの取引が可能となり、この取引金額と証拠金の割合を「レバレッジ」と呼んでいます。ちなみに、レバレッジは「〜倍」と表示されます。

具体的な数値で確認したいと思います。

例えば、1ドル=100円のときに、証拠金10万円を業者に預けた場合、1万ドル(100万円)購入できる取引を想定します。

このとき、レバレッジは、

100万円(取引金額)÷10万円(証拠金)=10倍

…となります。

言い換えれば、レバレッジが10倍に設定されていると、証拠金として10万円を業者に預けた場合、最大100万円の取引が可能になる訳です。

次に、この例(1ドル=100円、証拠金10万円で1万ドル購入)で、為替相場が円安ドル高方向に動いた状態の影響を確認します。

決済時レート 1ドル=101円(円安ドル高)
レバレッジ10倍 レバレッジなし
決済時のドルの価値 1万ドル×101円=101万円 1千ドル×101円=10.1万円
利益
(証拠金の変動)
+1万円(10万円→11万円) +1千円(10万円→10.1万円)
利益率 10% 1%

この例では、レバレッジの有無で結果を比較すると、取引金額、利益ともに10倍になっていることがわかります。

また、同じ例で、為替相場が円高ドル安方向に動いた状態の影響についても確認します。

決済時レート 1ドル=99円(円高ドル安)
レバレッジ10倍 レバレッジなし
決済時のドルの価値 1万ドル×99円=99万円 1千ドル×99円=9.9万円
利益
(証拠金の変動)
▲1万円(10万円→9万円) ▲1千円(10万円→9.9万円)
利益率 -10% -1%

同様に、レバレッジの有無で結果を比較すると、取引金額とともに損失も10倍になることがわかります。

このように、レバレッジの存在により、FX取引では、預け入れた証拠金よりも大きい金額の取引が可能となる訳ですが、利益はともかく、損失が発生した場合にもその金額が大きくなる点には留意が必要です。

レバレッジの上限を定める規制について

2007年〜2008年頃に高いレバレッジを設定する業者が増えたことから、金融庁では、レバレッジの上限を定める規制に乗り出しました。

具体的には、2009年の「金融商品取引業等に関する内閣府令」改正により、個人のFX取引について、2010年8月1日からの1年間、経過措置としてレバレッジを最高50倍に、経過措置後の2011年8月1日以降にはレバレッジを最高25倍までと決定しました。

では、レバレッジの上限を定めることにどのような意味があるのでしょうか。この点については、ロスカット・ルールとの関わりで確認したいと思います。

ロスカット・ルールとは、証拠金がある一定の割合を下回った場合、投資家の意思に関わらず、取引を自動的に決済するルールのことです。証拠金以上の損失が発生しないためのリスク管理といえるでしょう。

例えば、証拠金10万円の取引のとき、1ドル=100円から1ドル=98円の円高ドル安方向に相場が変化した状態で、自動ロスカット20%を想定した場合、レバレッジ10倍と5倍の2通りで影響を比較してみます。

◆ 1ドル=100円 → 1ドル=98ドル/円
レバレッジ10倍 レバレッジ5倍
変動 1万ドル×100円=100万円 1万ドル×98円=98万円 5千ドル×100円=50万円 5千ドル×98円=49万円
損失 ▲2万円(10万円→8万円) ▲1万円(10万円→9万円)
ロスカット20% 20%の損失となりロスカット実施 10%の損失にとどまりロスカットなし

上の例からもわかる通り、レバレッジが低いと、ロスカットによる損失が小さく抑えられています。以上から、レバレッジ規制が実施された主な理由の一つとして、投資家保護の目的が挙げられるかと思います。

法人向けFX取引は規制対象外

以前は、100倍や400倍といった高いレバレッジを設定する業者も多く存在したようですが、規制の実施以降の各業者のレバレッジを確認すると、どの業者も個人向けについては最大25倍に設定されており、業者間の差はみられない状況です。

ただ、引き続き、法人向けのFX取引は規制対象外であるため、レバレッジは高めに設定されています。

参考までに、国内FX取引業者から5社取り上げ、個人および法人向けの最大レバレッジを比較してみました。法人向けは個人向けよりレバレッジが高く設定されていることがわかると思います。

外為オンライン マネックスFX 上田ハーロー マネーパートナーズ ひまわり証券
個人向け 25倍 25倍 25倍 25倍 25倍
法人向け 200倍 100倍 200倍 100倍 200倍

海外FX取引業者も規制対象外

また、海外のFX取引業者も規制対象外となり、日本国内のレバレッジ規制は影響しません。したがって、その業者が属している国の法律が変わらない限り、これまで通りの高いレバレッジでの取引が可能です。

海外のFX取引業者から4社の最大レバレッジを挙げておきました。いずれも高レバレッジであることがみてとれます。

(各社ホームページを基に作成)
海外取引業者 YouTradeFX FXDD Fxcast IFCMarkets
最大レバレッジ 300倍 400倍 400倍 400倍

レバレッジ規制は、高レバレッジによるハイリターンを目指す投資家にとっては、物足りなさを感じる制度かと思います。このため、レバレッジ規制実施直前には、個人投資家が国内業者から海外の業者に資金を大幅に移動させるのではないか、といった見方もありました。

実際には2011年8月現在、懸念されたような大きな変動は観察されていないようです。もっとも、これは、世界的な経済環境の悪化を背景とする、投資家のリスク回避の動きを反映しているからかもしれません。

今後、世界の経済環境の改善により、リスクを好む投資家が海外のFX業者での取引を目指す動きを強めていく可能性は十分考えられます。

海外FXの業者選びで失敗しないためのポイント

海外FXの業者は安易に選ぶと大変なことになります。なぜか?当然のことながら、海外の業者で、その国の法律にしたがって運営されているわけですから、最悪の場合、潰れて資金が帰ってこないなんてことも考えられます。

日本では当たり前の信託保全ですが、海外の多くでは義務化されていませんし、アメリカではレフコという業者が潰れた時、実際に顧客の半分以上の資金が戻ってきませんでした。日本語にちゃんと対応していないところも多いですし、大切なお金を投資するのですから、十分に注意して業者を選ぶようにしましょう。

そこで、ここからは海外FXの会社を選ぶときに注意しなければいけないポイントを解説していこうと思います。>>この続きはこちらから