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海外FX業者って実際どうなの?管理人がレビューしました!

FXIM(海外FX)を実際に体験してレポートしました

さて、今回は海外FX業者のFXIMについて検証していきたいと思います。FXIMは他のメジャーな海外業者に比べて知名度の少ないマイナー業者です。情報が充実していない海外FX業者は口座を開くのにちょっと抵抗があったりしますよね。でも、レバレッジやスプレッドに強みのある業者があれば、気になるのも事実。

ここでは、FXIMの特徴について分析し、そのメリット・デメリットについて検証していきます。良かったら、海外FX業者選びの参考にして下さい。

FXIMってどんな業者"

FXIMはルクセンブルクに籍を置く海外FX業者です。2010年から日本で営業を開始しています。レバレッジが最大500倍と大きく、スプレッドが狭いことが強みです。1000通貨単位から取引できることから、少ない資金でアクティブな投資をしたい人向きです。

しかし、いかんせんこのFXIM、評判があまり良くありません。FX業者の評判をまとめたサイトや個人のサイトでは非常に辛辣な苦情が寄せられています。特定の業者を批判する情報はある程度は存在するものですが、FXIMの場合はその数が非常に多く、内容も共通しています。

悪評をひるがえす情報がFXIM側から提供されていればいいのですが、公式サイトの情報は乏しく、サービス内容もころころ変わるので、少し信頼性に欠けます。

以下で詳しく見ていきましょう。

アクティブ投資家向けのサービス、その実体は"

FXIMは2010年10月頃より日本で運営を開始し、立ち上げ当初は「全通貨スプレッド1pips固定キャンペーン」という大々的なキャンペーンを行い、多くのFXトレーダーから注目を集めました。

その後、スプレッドは全通貨3pipsと改めサービスを続けましたが、2012年1月現在、スプレッドは通貨ごとに設定されています。

提示されているスプレッドは、確かに狭くて魅力的です。

  • 米ドル/円 2 pips
  • ユーロ/米ドル2 pips
  • ユーロ/円3 pips

スプレッドが固定で低めに設定されているIFCマーケッツ(IFC Markets) にも負けていません。しかし、実際のトレードではスプレッドが広がりやすいという声があります。

また、サービス開始当初はシステムツールとしてMT4が採用されていたのですが、これも現在使用できません。撤退したようです。また、2011年末には運営会社の変更もあったようで、正直何だか安定感のない会社ですね。

ただ、レバレッジ500倍と1000通貨単位からの取引は今も継続しているので、スプレッドの広がらない時間帯をうまくすり抜ければ、お得なトレードができるかも知れません。

どんな苦情が多いのか"

特に多い苦情は、以下の2点に関することです。

  • 不自然な約定、約定拒否
  • すぐに広がるスプレッド
《約定に関する口コミについて》

不自然な約定とは、提示されているレートとはかけ離れた価格で約定したり、業者が故意にレートを操作しているような動きをしてストップロスが発生(いわゆるストップ狩り)したりすることです。

実際に業者がレートを操作しているかどうかは確かめようがないのですが、提示レートが他社とあまりにも違っていたり、指標発表などがあったわけでもないのに急速なスピードで価格変動がおこったりするなど、レートの不透明さが目立つ業者はこのような噂をよく立てられます。

「約定が遅い」、「約定しない」などの口コミも多く見られます。このような苦情はスプレッドが狭い業者によくあることです。スプレッドが狭いために条件によってはなかなか約定しないのは、ある程度は仕方のないことです。FXIMの取引ツールではスリップページの幅を設定できるので、これを広めにしておけばそれほどひどい約定拒否は防げると思います。

《スプレッドに関する口コミについて》

スプレッドが広がるという苦情も多く見られます。それも、時間帯や指標発表時に関わらず広がるということです。もともとスプレッドが狭く設定されているので、「完全固定」をうたっているのでなければ少しくらいは仕方ありませんが、それでも10pipsや20pipsも開くようでは問題があります。

せめて朝方やイベント発生時のみスプレッドが広がるのであれば、それ以外の時間帯で取引をするようにすればよいのですが。

全般的にサポートが少ない

海外FX業者の場合、日本語サポートの充実度が気になるところですが、FXIMの場合、どの言語だとしてもサポートがあまりありません。電話やチャットなどのサポートはなく、受け付けてくれるのはメールのみです。

日本語化されたサイトはありますが、情報が非常に少ないです。自社に関することも最低限のあいさつくらいしかなく、登録機関や資産保全、ツールの利便性や実績などの公開もありません。

「システムの安定性抜群!」などのキャッチフレーズが並んでいますが、それを裏付ける情報がないので、口コミなどの悪評をひるがえすだけの説得力がありません。もちろんFXに関する詳しい学習情報やマーケット情報もありません。

入出金には時間もコストもかかる

FXIMの入金方法は「代行送金」と「銀行送金」しかありません。でもサイトには「多彩な入金方法!」と書いてあります。

代行送金の場合、入金手数料が500円のほか、別途為替手数料がかかります。反映には5〜12営業日必要で、最低10万円からしか受け付けてもらえません。銀行送金の場合も、銀行によりますが25ドル程度の手数料がかかり、反映には4〜5日かかります。

ユートレードFX(youtradeFX) やIFC Markets のように、クレジットカードや電子マネーが使えて即時反映してくれる業者が増えている中、FXIMの入出金は時間も手間も手数料もかかりすぎです。円口座もないことから、日本人が使うにはとても不便です。

意外と"使えそうな取引ツール

FXIMはIM Trader という独自ツールを提供しています。意外(")と言っては何ですが、注文方法が多彩で、レートやチャート表示もしてくれて、カスタマイズもできるちゃんとした取引ツールです。

注文方法は、通常の成行、指値はもちろん、逆指値、IFD、OCO、トレーリングストップもできます。特に為替相場の動きに合わせてストップロスを自動追跡させるトレーリングストップはあると便利です。スリップページの設定もできるので、自分のスリップ許容度に合わせて注文ができます。

インターフェースは「チャート」や「トレード」など用途ごとにタブで区切ってあり、シンプルで分かりやすいです。表示内容のカスタマイズもできます。

チャートは通貨や期間ごとに複数ウィンドウで表示することができます。基本的な棒チャートから一目均衡、デイトレに嬉しいティックチャートも表示できます。基本的なチャート機能は問題ないと思います。

MT4のような多機能なツールではないですが、最低限のチャート分析と注文方法をそなえた十分な取引ツールだと思います。

FXIMのメリット・デメリットまとめ

《メリット》
  • レバレッジ最高500
  • 1000通貨単位から取引可能
  • スプレッドが狭い
  • 口座開設が5分と簡単
《デメリット》
  • あまり評判が良くなく、信頼性に疑問
  • 入出金方法が少なく、時間も手数料もかかる
  • サポートはメールのみ。日本語は不可
  • サイトの情報が少なすぎる
  • 指標発表時でなくともスプレッドが広がる
  • 不自然な約定の報告が多い

これまで述べてきたように、FXIMはひときわ大きいレバレッジと、提示しているスプレッドが狭いのが特徴のFX業者です。しかしそのメリットを打ち消すような不便さ・不安定さがあります。

サポートの少なさや入出金の不便さはかなり大きな欠点です。海外FXに慣れていてそのあたりが気にならない人でも、約定力やスプレッドがあまりにも不安定であれば、今すぐ口座を開設するメリットは薄いのかもしれません。

まだ開業して間もない業者ですので、もう少しユーザーが増えてくればシステムやサービスに安定感が出てくるのかもしれません。

正式名称FXIM
本社所在地ルクセンブルク
登録機関
  • モーリシャス共和国金融庁 (FSC)
  • 英国領ヴァージン島(BVI)
口座通貨USドル
資産保全分別保管
スプレッド
  • EUR/USD 2 pips
  • USD/JPY 2 pips
  • EUR/JPY 3 pips
  • AUD/USD 3 pips
  • AUD/JPY 3 pips
スワップ
  • EURUSD -0.0121 0.0088
  • USDJPY -0.0096 0.0054
  • EURJPY -0.0195 0.0099
  • AUDUSD -0.1334 0.0965
  • AUDJPY -0.1359 0.1102
レバレッジ500倍
最低取引単位1000通貨単位
最低入金額1000USドル
通貨ペア25通貨
約定力非常にすべる、遅い
システム安定度不安定
日本語サポート
  • 電話サポートなし(他言語も同様)
  • サイトは日本語化対応
  • 取引ツール一部のみ日本語化対応
  • 日本人スタッフ不在
  • 日本円口座なし
システムツールIM Trader
モバイル対応PDA、スマートフォン
注文方法逆指値、IFD、OCO、トレールストップ
セミナーなし
マーケット情報なし
入出金方法
  • 代行送金
  • 銀行送金
入出金反映
  • 代行送金:5〜12営業日
  • 銀行送金2営業日〜5営業日
入出金手数料有料(代行送金:500円、銀行送金は銀行による)