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今の米ドルは嵐の前の静けさ!?

先週は、米ドルが比較的「頑張った1週間」と言えるでしょう。対ユーロでの上昇もさながら、対円でも円高基調に一定のストップをかけるような、米ドルへの買いが多めに入った1週間となりました。
しかし、週末に「ググッ!」と上がったことを受けると、それままさに「嵐の前の静けさ」と言えます。来週にどのような嵐が見られるのか?海外アナリストのコメントなどと一緒に確認していきましょう!




それでは、8月21日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


85.66〜85.68 トレンド状況:やや強気


ビンデンブルグ・オーメンというテクニカル指標が現れ、「40日以内に株価が大きく下落する」との心配が市場で聞かれます。これはあくまでも株式の世界ですが、そこから派生する為替への影響も無視できません。

そんな円を中心とした来週の予想と、専門家のコメントなどをチェックしていきましょう!

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■FXSTREET.COM「バレリア・ベドナリク氏」のコメント■

先週は、米ドルが日本円に対して強みを取り戻し始めた1週間となった。一日での上げ幅が大きかった日も多く、円高一本の基調に市場も嫌気を感じ始めたのかもしれない。もちろん、投機の短期筋は、いまだに84円台を狙ってトライしてくるだろうが、ポイントとなるラインは「86円70銭」だ。

我々は、このラインがそれ以降の円安になるかどうかの「テストライン」だと見ている。現時点でのアメリカと日本の経済勢力を考えると、6月につけた「92円88銭」が妥当なラインだと考えられる。遠い距離のブレイクアウトになるが、86円台を安定して持続することができれば、90円突破も遠い世界ではない。

また、先週末の金曜日には、円は対主要通貨で高値から離れる気配を見せた。実際に離れるかどうかは今後の変動を観るしかないが、円高一本調子に何らかの変化が表れだしたことは間違いない。



■為替分析家「デイビッド・ロドリゲス氏」のコメント■

数週間前までは「米ドルの独り負け」が続いた状態だったが、この2週間ほどはまさに「ユーロの独り負け」といえる。とくに、米ドルと日本円に対しての下落は深刻だ。ギリシャに加え、スペインやポルトガルへの経済不振も強まり、「株も通貨も危険だ」との認識が市場に広がったといえるだろう。

現在、ドルユーロをメインとする投資家は、ユーロのサポートラインのテストに入っている。ユーロのサポートがどれほど強く機能しているのか、それをたしかめているのだ。

米ドルは、このところユーロに対して非常に大きな強みを見せているが、先週は対円でも一定の強みを見せる結果となった。ユーロに対して、サポートを破ることになれば、円やその他の通貨から相対的にドルが買われる可能性は非常に高いといえる。



■経済アナリスト「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

日本の第2四半期GDPが日本経済の回復を遅らせる結果となり、これが市場関係者への日本株離れを加速させている。しかし、日本という国自体は安全な資産を持っており、「株が危険なら通貨を買え」の基本的な考え方が顕著に出ていた。

ところが、新築着工件数などの指標がおもわしくなかったことから、さすがに市況関係者の円買い路線にも多少の変化が見られるだろう。いかに円が安全な資産といえども、レジスタンスラインをそう簡単に打ち破り続けられるとは思えない。font color="#CC0000">高値の天井が見えているのは明らかであり、米ドルが円に対してどれだけ強みを取り戻せるかが大きなカギになる。

また、対米ドルでの円売りが加速すれば、自然的に対ユーロでの円売りも行われるだろう。とくに米ドルの来週は「忙しく」なりそうなので、対円での動きもチェックしておきたい。


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いかがでしょうか?色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
米ドルは、先週は対円で一定の強みを見せた

<ポイント2>
安定的に86円台をキープできれば、
90円突破も視野に入れておかしくはない

<ポイント3>
ユーロの「独り負け」見られており、
対米ドルでの変動には注視する必要がある
また、それに伴う円への影響もチェックすべきと言える



このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

安全な資産への人気はまだ高いといえるが、GDPが予想を大きく超えて下回ったことから、日本経済への不信感も増大し始めている。結果、先週は米ドルの強気傾向が大勢を占め、円高基調に一定のストップがかかった状態となった。

しかし、来週の方向性としてはまさに「50:50」と言える。テクニカルでは、多少の円高基調が見られることが予想されるが、米ドルの「ブレイクアウト」との戦いになると思われる。つまり、今後に向けての「方向性を模索する動きが続く1週間」になる可能性があるだろう。

しかし、米ドルの対ユーロとポンドで見ると大きな動きも予想できるため、その影響が円に向かうことも視野に入れておきたい。したがって、米ドルと円以外の主要通貨での値動きをチェックすることが、円の動向を観る最もわかりやすい方法になると言えるだろう。



□■米ドル■□

静かな、そして不思議な1週間を送った米ドルといえるだろう。それほど指標に踊らされることもなく、ポンドやユーロに対して特に強い動きを見せた。週末はまさに、「End Drive」ともいえるほど上昇したのだが、これが来週の危険を暗示していると言える。

「End Drive」が見られるということは、まさしく「来週は大きく動く可能性」の裏返しである。注目ポイントが少なかった先週であっただけに、来週に大きな動きを作ろうと投機筋が模索している可能性もある。

日本円に対しては、とくに大きな動きを感じる気配はない。しかし、対ユーロとポンドにおいては、細心の注意を払っておくべきだろう。また、対ユーロやポンドの動きが、何らかの形で日本円にも影響を与える可能性も無視できない。仮にユーロに対して下落すると、ユーロ円でも円安になる可能性が高いからだ。



□■ユーロ■□

こ数週間、対米ドルと日本円で大きく下落を見せたが、<市場はさらに下値を更新するかを見極めようとしている。ドルユーロで、「1.2700」のラインをどれほど下回るかが焦点といえるだろう。先週末の日経225の2%もの下落が欧州市場にも影響し、欧州市場でも株式と為替ともに下落を見せた。

ポイントは、<来週に発表される欧州関連の指標だ。ドイツのGDP、消費者物価指数など、ドイツの指標が多いが、予想では総じて良い結果が発表されるといわれている。また、ドイツの経済回復は世界のどの国よりも早く感じられることから、一見すると、ユーロも力を取り戻すかのように思える。

しかし、その他の国々の動向も含めて考えるのが、ユーロを読む上で大切なことだと言える。ドイツの発表を注視するのは必要だが、<それだけに惑わされない予想を心がけたい。

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いかがでしょうか?上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
ドル円において、テクニカルでは円高が進みそうな気配だが、
変動の方向性を模索する1週間になる可能性がある

<ポイント2>
「嵐の前の静けさ」が米ドルに見られており、
とくに、対ユーロとポンドでの動きは注目すべき

<ポイント3>
来週はドイツの重要指標が目白押しである

<ポイント4>
ドイツの指標は良い結果が出ると思われるが、
それだけに惑わされない予想を心がけたい



先週は円高基調も少し一服したように思えましたが、テクニカルを見る限りでは、来週はまた、円に資金が集まって来る気配があります。

投機の短期筋はまだ84円のラインをあきらめてはいませんので、「円高は一服した!」と安心することだけはやめておきましょう。

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