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NZとオーストラリアでユーロ&ポンドチェック!

ドル安も深刻ですが、むしろユーロ安、とくに対米ドルでのポンド安は異常な感じがします。それが相対的に、今の円高水準を作っている1つの要因と言えるのですが、ユーロとポンドの動向を見やすい時間帯をご存知でしょうか?その秘密こそ、「ニュージーランド」と「オーストラリア」にあるのです。



それでは、8月24日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


84.94〜84.96 トレンド状況:やや強気


やはり心配されていたように、1ドル84円台に突入しました。これはまさに、「日本とアメリカの無策」が招いた結果と言えるのですが、今後の為替相場はどのように動いて行くのでしょうか?

海外の情報や専門家のコメントなどを参考に見ていきましょう!

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■FXSTREET.COM掲載のコメント■

先週の金曜日には「85円80銭」のレジスタンスラインにまで近づいたのだが、今週の月曜日と火曜日の相場で円買いが一気に進み、ついに84円台に突入した。ここから短期筋の攻勢が始まると考えられるが、ポイントは「84円90銭」だ。

84円90銭が、心理的にも大きなサポートになると思うのでが、これを割り込んだ場合、次に考えられるサポートは「84円32銭」だ。じつに1995年6月以来の高値だ。続いて「84円00銭」が考えられるが、ここへの到達の可能性は高くないと言える。

レジスタンスとして考えられるのが「85円35銭〜40銭」のラインだが、一時的な反発だけでここまで戻るのは難しく、日銀と日本政府の何らかの対応が待たれることになるだろう。



■為替分析家「ジョナサン・グランビー氏」のコメント■

ユーロとポンドが「底抜け」の様相を呈している。とくに、ポンドの対米ドルでの下落は深刻だ。また、この下落により、最も悪影響を及ぼされているのが日本円と言える。

そもそもポンドは、ユーロと連動しやすい特徴があり、対米ドルでポンドが下落すると、ユーロも対米ドルで下落しやすい。しかし、その時の資金がそのまま米ドルに流れることはなく、安全な資産である日本円にも一部が流れるのだ。結果、米ドルは対ユーロやポンドで強みを増すものの、それ以上に円が強みを増すことになり、極端なユーロ安とポンド安が相対的にドル高を生みだし、そこから流れ込んできた資金で円も高くなる。

したがって、現在の円高は経済レベルを正しく表したものではないと言えるが、相対的に円が高くなる仕組みが主要通貨の間で出来あがってしまっていると言えるだろう。



■経済アナリスト「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

ユーロとポンドに対する信頼感が非常に薄れており、ドイツの好意的なGDPですら、ユーロ安とポンド安を止められる可能性は低い。2週間ほど前までは、ユーロにも多少の明るい兆しが見えたのだが、やはりスペインやポルトガルといった「リスキーな国々」がユーロ全体の「重し」になっていると言えるだろう。

ところで、ユーロ売りやポンド売りは、ニューヨーク時間の夜の時間帯に行われることが多いようだ。欧州市場での「過剰売り」の混乱を避けるために、NY時間の夜の時間帯に、海外の市場で取引されることが多い。ということは、その市場でのユーロやポンドの動向を見れば、「売られ具合」も見られるということになる。

その市場こそ、「ニュージーランド市場(オークランド市場)」であり、また、その後にオープンする「オーストラリア市場(シドニー市場)」の動向も要チェックだ。つまり、東京市場がオープンする前の時間帯こそ、ユーロとポンドの動向をチェックするにベストの時間帯と言える。

※オークランド市場は午前7時、シドニー市場は午前8時にオープンします。
 (サマータイム等で1時間ずれる時期があるのでご注意を)


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いかがでしょうか?色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
84円台に突入し、短期筋の高値へのトライが始まりそうだ

<ポイント2>
極端なユーロ安とポンド安は、
円高を生みだす構造を作っている1つの要因

<ポイント3>
現時点において、オークランド市場とシドニー市場は、
ユーロとポンドの動向を見やすい市場と言える


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

この数日間でまた強みを見せている円だが、やはりリスク回避を目的としての円買いが進んでいるようだ。また、円買い以外にもリスク回避として米ドルを買う動きも見られ始めている。

このまま円高水準が続くということは、日銀による市場介入を招くとも考えられるが、日本国民レベルでは「日銀と政府は口だけ」という意見が大半を占めているようだ、いわゆる口先介入になるのだが、投資家はそれに期待し続けるほどバカではない。

「口先だけで具体的な対策はない」と判断する方向に市場は動いており、一時的な反発はあると予想されるが、当分、この円高水準は維持されることになるだろう。別の言葉で言い換えれば、「他に安全な資産と思える通貨が出てこない限り、円に資金は集まり続ける」ということなのだ。



□■米ドル■□

「一人負け」から脱却し、とくにポンドに対して強みを増している米ドルだが、やはり日本円に対してはまだ強みを発揮できていない。現在のアメリカは円高容認の姿勢を保っているため、アメリカ政府が円高是正に向けた動きを取る可能性は非常に少ないだろう。

しかし、ドル安は長期的に見ればアメリカ経済には良くないと言える。アメリカ国内の輸出産業への一時的な手助けにはなるが、長期的には世界における米ドルの規模が小さくなるためだ。

ところが、この数日間の世界の通貨の流れを見ていると、「少し面白い変化」が表れ始めたように思える。これまで、安全な資産と言えば日本円が代表格だったが、なんと、リスク回避を目的として米ドルを買う動きが出始めているのだ。すでに円買いが異常とも言えるほどに進んでいるだけあり、「円ほどではないが、まだリスクが少ない」との思惑で、米ドルが買われる格好になりつつある。

しかし、やはり安全な資産NO.1は円であり、米ドルは、あくまでも「ついでの安全な資産」にとどまるだろう。



□■ユーロ■□

ユーロは、米ドルと日本円以外の通貨に対して、このところ力を取り戻しつつある。ポンドの対しては、なんと140pips以上も値を上げたのだ。また、豪ドルに対しても以前のような強みを戻していると言えるだろう。

しかしながら、本格的に力を取り戻したとは言いにくい。ユーロ圏では今後もネガティブな指標の発表が予想されており、それがユーロの重みとしてのしかかるだろう。

一方で、ドイツの経済回復はユーロにとって明るい材料となり得る。第2四半期GDPも前回を上回り、「世界で最も早い回復を見せている」は本物のようだ。ギリシャやポルトガルなどのリスクはまだまだ深刻だが、それらをけん引する要素がドイツにはあると言えるだろう。


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いかがでしょうか?上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
日銀と日本政府の「口先介入」に対する投資家の期待感が薄らいでいる

<ポイント2>
一時的な反発はあるものの、当分、この円高水準はキープされそうだ

<ポイント3>
円ほどではないが、米ドルもリスク回避を目的として買われている

<ポイント4>
対円と米ドルで弱みを露呈しているユーロだが、
ドイツの好調がサポートとなって支えている
(ドイツが崩れれば一気にユーロが崩れる可能性あり)



日本円の「セーフ・ヘブン・アセット」としての特徴が多いに発揮され、円買いが進んだこの数日間でしたが、米ドルへの信頼回復が今後の大きなポイントになるでしょう。

今週はアメリカ国内の指標もネガティブなものが多いのですが、市場では、「米ドルを買うタイミング」が模索されつつあります。したがって、そのパワーがドル買いに進むと、円高基調も一服すると考えられますが、当分はその時期は来ないとも考えられます。


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