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介入後の展開を世界はどう見ているのか"

ついに、日本単独による介入が行われました。「選挙で菅首相が再選し、その段階で介入が行われるかも…」と予想した方も多いと思いますが、まさにその通りのタイミングとなりました。
では、これからの展開を世界の市場はどう見ているのでしょうか"さっそくチェックしていきましょう!



それでは、9月16日(20:00時点)の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


85.65〜85.66 トレンド状況:ニュートラル


日銀による単独介入後、対米ドルで200pips程度の円安となりましたが、現在は85円代中盤で推移しています。

「ついに日本も動いたか」と感じられた方も多いと思いますが、今後の展開を海外の専門家のコメントと合わせて見ていきます

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■為替ライター「ジョナサン・グランビー氏」のコメント■

イギリスの小売り関連の指標が落ち込み、ポンドは対米ドルで大きく値を下げる結果となった。とくに、対ユーロでは約100pipsもの下落を記録し、対ユーロでの乱高下が続く状態と言える。

イギリスは、ユーロ圏においてドイツに次ぐ経済回復の早い国であり、再燃する気配が見える欧州危機への懸念を払拭する大きな役割を持っている国だ。したがって、今回の小売関連の指標の落ち込みは、投資家心理に大きな影響を与えるだろう。

しかしながら、対米ドルではポンドは強みを見せ続けている。これは、アメリカ経済の回復の遅れが一層顕著になっていることを受け、また、リスク買いがまだ止まる気配のないことから、ドル売りポンド買いが進行したためだと考えられる。

多くの専門家の間では、今回の指標の落ち込みは暗い材料だが、第3四半期GDPにはそれほど影響しないと言われている。



■経済記者「エドモンド・クラマン氏」のコメント■

日本の単独介入は特にアメリカから批判的なコメントを引き出した。アメリカ国会で開催された中国元に関する聴聞会は、冒頭において「日本の介入はアメリカ経済の回復を遅らせる」との異例の発言から始まった。

しかし、菅首相は今後も介入の可能性を強く示唆している。「1米ドル85円〜90円では、失われた雇用の多くを取りもどすことが出来ない。したがって、失われた雇用を取り戻せるだけの措置を取り、国内における円のプッシュを続ける」とも述べた。

これはまさしく、今後の介入を示唆した動きであり、また、世界の投資家に対する強いメッセージとも言える。単独介入の効果はそれほど大きくないが、世界の投資家が日本政府の流れに乗った場合、世界的な円売りが始まり、それは、実質的な「世界の協調介入」とも言えるのだ。



■経済アナリスト「マイケル・ライト氏」のコメント■

現在、ユーロポンドは「0.83」のラインで推移しているが、17日以降はユーロの対ポンドでの下落になる可能性が高い。というのも、MA20、50、100のどのラインよりも突出してユーロが値を上げており、高値の頂上が見えだしたことから、利益確定を狙った売りが始まる可能性が高いのだ。

ポンドは、対主要通貨で大きく値を下げたが、米ドルに対しては強みを取り戻しつつある。また、対円では単独介入後、133円後半で推移しているが、今後の展開においては、日本が「静けさ」を保つならば円買いが進行する可能性が非常に高い。

テクニカルを見ても、「ポンド売り円買い」の動きを始めたい投資家の声が聞こえてくるようだ。しかし、市場の予想以上に単独介入の効果が大きく、投資家を驚かせる結果となったため、次回、日本がどのような対策を打ってくるのか、それが見極められるまでは、大きめのボックス相場を予想した方が良いだろう。「132円80銭〜134円50銭」あたりでのスキャルピングを心がけたいが、日銀と日本政府が動くとなると、一気にどちらかに大きく動く可能性があるため、その点は注意しておきたい。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
イギリスの指標は、市場の予想以上に悪いものだった


<ポイント2>
発言を聞く限り、菅首相は次の介入にも意欲的だ


<ポイント3>
ポンド円においては、「132円80銭〜134円50銭」の幅で、
ボックス相場を利用した取引を心がけたい


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

9月15日、アジア市場と欧州市場において、ついに日銀による単独介入が行われた。約2兆円規模の介入と推測できるが、これにより、200pipsほど急激に円が安値に動く結果となった。

現時点では、ドル円は85円中盤でレンジ相場を描いているが、市場は様々なテストを仕掛けることになるだろう。日本による単独介入にはそれほど大きな効果はないと思われていたが、以外にもその効果は大きかったようだ。また、断続的な介入が行われれば、その波に乗る動きが投機筋の中でも広がる可能性があり、そうなると、継続的に円安傾向に針が振れることも視野に入れておきたい。

9月16日時点では、相場は細かい動きを見せており、まさに「探り探りの状態」と言うのにふさわしい状況だ。また、MA20、50、100の3つのラインよりも上で推移していることを考えると、次の介入が行われる前に86円のラインに到達する可能性も無視できない。

介入が行われると、その後の展開が非常に読みにくくなり、常にテクニカル指標を見ておいた方が良いだろう。また、最も大きなポイントは、「次の介入がいつ行われるのか"」と言える。菅首相が再任したことにより、介入の連発の可能性は低くなったが、それでも「次の介入はない」と言える根拠はどこにもないのだ。



□■米ドル■□

日銀による単独介入で、15日からの相場は対円でのドル高が続いている。アメリカ政府は日本の単独介入に否定的なコメントを発表しているが、それに対して何かしらの対応策を練る様子はうかがえない。そもそも、日本の介入を「市場原理を無視した…」と批判してしまったため、アメリカによる反対介入はできないと考えるのが自然だ。したがって、市場が予想した以上に単独介入の効果が大きく出た格好となっている。

また、対ユーロでも16日は下落している。これは、円売りによって生まれた資金がユーロの流れ込んだものと考えられるが、明確な指標やテクニカルがない状態でのユーロの上昇は、まさにスキャルピングの格好のターゲットとなり得る。

一時的に大きく上昇した場合、その後の反転からボックスレンジに収まる可能性が高く、現時点では「1.305」がボックスの軸になる可能性が高い。ユーロドルでの取引においては、このボックスにおいて逆張りでのpips取りを目指しておきたいところだ。



□■ユーロ■□

ポンドや豪ドルなどへのリスク買いが進行し、それに加えて日銀による単独介入が行われた。結果、円を売った資金が流れ込み、対米ドルなどの主要通貨でユーロは大きく値を上げた(対ポンドで100pips程度の上昇、円に対しては約350pipsの上昇)。

今後のユーロの動向としては、対米ドルでのボックス相場が狙い目と言えるだろう。どちらの方向に大きな力が働くのか、これについてまだハッキリとした要因が見えてこないため、スキャルピングによる利益確保を目指しておきたい。

また、対円では今後の予想は非常に難しくなっている。次回の介入が行われるかどうかも不透明であり、また、行われるとしても、「いつ、どの市場で"」の部分も全く見えてこない。したがって、ここは1分足のテクニカル指標による「押し目買いor戻り売り」といった、トレンドフォロー系の裁量取引が有効と言えるかもしれない。少しでもリスクを抑えた取引を心がけておこう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
介入後、ドル円は85円半ばで推移している


<ポイント2>
単独介入の効果は、市場の予想より大きかったようだ


<ポイント3>
ユーロドルは、まさにスキャルピングの格好のターゲットなっている


<ポイント4>
ユーロ円では、オシレート(逆張り)を避け、
出来るだけリスクヘッジを重視した取引を心がけたい


日本の単独介入にアメリカからは批判が出ていますが、市場は非常に冷静に見ているようです。GMなどの「ビッグ3」からすれば、円安は絶対に受け入れたくない事実なのですが、それを日本政府がまともに相手するとは考えられません。

よほどのアメリカからの強い圧力がない限り、「まだ介入の可能性はある」と市場は見ているようです。次回の介入がいつ、どの市場で行われるかは分かりませんが、経済ニュースの速報には十分注意しておきましょう。


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