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日銀の介入と米緩和策とのバトルか!"

24日、ついに2回目の日銀による為替介入が行われました。また、アメリカでは金融緩和策の可能性が指摘されるなど、まさに「日銀の介入VSアメリカの緩和策」とのバトルが勃発しそうです。そんな中、「何もニュースがないのが最大の吉報だ…」という、少し面白い現象がユーロ圏にも見られます。さっそく、その辺りについて見ていきましょう!




それでは、9月24日(16:00現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


84.81〜84.82 トレンド状況:弱気


市場がタイミングを窺っていた「次の介入」がついに行われたようです。24日の13時頃に行われたと思われますが、84円台前半から一気に85円代中盤にまで円安になりました。

今後、ドル円はどのような動きを見せていくのでしょうか"海外で報道されたニュースなどと併せて見ていきたいと思います。

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■AP通信の速報■

24日午後一番に、日銀による為替介入が行われたようだ。前回の介入からわずか1週間程度の間隔しか経過しておらず、迅速な対応と言える。金融庁は、介入の事実について言葉を濁しているが、ミズホ銀行のチーフエコノミストなどは、「明らかに介入と思われる動きがあった」と述べており、再介入が行われたことは事実と言って間違いないだろう。

ただし、前回ほどの規模に達したかどうかは不透明だ。前回は約2兆円もの介入だったが、為替変動だけをみると、今回はその半分程度の介入だったと推測できる。

アメリカとしては、現在のデフレ脱却が経済回復の1つと考えているため、金融緩和策によって「インフレ傾向」に経済状況を持っていくことを考えている。

日銀の「円高脱却」の思惑と、アメリカ政府の「デフレ脱却」の思惑は、まさに正反対の思惑と言えるため、今後、日銀の介入とFRBによる緩和策の発動によるバトルが起こるのは言うまでもない。日銀の体力がどこまで続くのか、あるいは。アメリカ政府の一手がそれを上回るのか、その点に注意して見守る必要があるだろう。



■為替アナリスト「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

24日、ついに日銀による再介入が行われた。市場関係者の間では、「再介入はいつ行われるのか"」との議論が目立っていたが、私が事前に予想した「24日の可能性が高い」がピッタリと当たった。

なぜ、私が「24日」との予想を出したのか"その秘密は、日銀の「体力温存」にあると言える。現在の為替相場を見ていると、円に資金が流れ込む図式には何の変化も見られない。つまり日銀としては、円に資金が流れ込む図式に変化が見られるまで、「円高⇒介入」を続けなくてはならないのだ。

そこで困るのが「経済体力」だろう。日銀や日本政府が保有している円の資金量にも限界がある。また、為替介入は日本が持つ数少ないカードであることから、円の資金が枯渇してしまった場合、もはや日本に残された手はない。

したがって、手持ちの資金を細かく分割し、こまめに介入していくことが求められるのだが、小さな介入では相場が大きく動かないのも事実だ。ということは、「少ない介入資金でも大きな効果を生む」ということが、日銀に求められる最大の課題であることは言うまでもない。

日本は23日、秋分の日で祝日だった。したがって、この日を境に前後の取引量が落ち込むことは難しい想像ではない。だからこそ、ここが介入ポイントとして狙われたのだ。取引量が落ち込むと、少ない介入資金でも相場は大きく変動するため、日銀からすれば、「体力を温存したまま、強い効果が期待できる」との思惑があったと考えられる。

日本のカレンダーを見ると、次回の祝日は「10月11日(体育の日)」だ。この時にドル円の相場が大きく円高に振れているなら、第3の介入ポイントとして10月11日を視野に入れておきたい。



■経済アナリスト「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

米ドルの対豪ドルでの「弱み」が続いている。豪ドルは、このところのリスク買いで円を除く対主要通貨で高騰しているが、リスク買いの収束はまだもう少し先になりそうな気配と言える。

現在、「0.94」がレジスタンスとして考えられるラインで、それを考えれば、「イブニング・スター(ショートエントリーのポイント)」がちらほら見える。しかし、このテクニカル指標はどうもダマシの可能性があると言えるだろう。

というのも、このところの豪ドルの対米ドルでの状況は、非常に規則正しい上昇であり、急上昇とは言えないのだ。したがって、たとえレジスタンス付近で推移しており、そこからの反転の可能性があるとしても、反転に針が振れるには一時的な急上昇が表れてもおかしくないはずである。

ところが、現在のテクニカル指標では「規則正しい上昇」と出ていることから、素直に「ショートエントリーのポイント」とは言いにくい。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
24日の13時頃、今年2回目の日銀による介入が行われたようだ


<ポイント2>
祝日明けの取引量が少ないタイミングでの介入は、
少ない資金を最大限に活用したい思惑があったためと考えられる


<ポイント3>
豪ドルの対米ドルでの上昇は、まだもう少し続く可能性がある


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

24日午後の早い時間帯に為替介入が行われ、瞬間的に1%以上もの下落を見せた。しかしながら、現時点では84円後半にまで円買いが進んでおり、今回の介入の効果がどこまで持続できるのか、それに関しては全くの不透明と言えるだろう。

今回の日銀の介入には、主に2つの目的があったように感じられる。1つは、円高傾向に一時的にでもストップをかけ、日本国内の輸出関連企業の利益を守るためだ。そしてもう1つは、「思惑」を市場に蔓延させるためと言えるだろう。

1回目の介入が行われて以降、投機筋は幾度となくテストを行い、「どちらの方向に…"」というのを模索してきたが、一気に勝負をかけてはいない。まさに、日銀の介入が市場に「緊張感」を与えていると言える。

そして、本日の2回目の介入により、市場にはさらに大きな緊張感が生まれ、また、「介入するぞ!」との日本の姿勢が大きく見られたことから、円に資金が流れ込む図式にも一定の歯止めをかけられるだろう。

となると、この緊張感と思惑を市場でさらに大きく成長させるには、「3回目の介入」も十分に考えられるということだ。日本の単独介入には世界的に批判も上がっているが、輸出こそ日本の経済の柱であることを考慮すれば、現在の円高はその根幹を揺るがしかねない。つまり、危機にある日本をターゲットとしたアメリカや欧州の反撃の可能性も少ないと言えるだろう。日本は、「さらに介入しやすくなった」という状況を手に入れたのだ。



□■米ドル■□

米ドルは、円を除いて対主要通貨で「安定」を保った1週間となりそうだ。しかしながら、金融緩和策の発動によるドル安を警戒して、ドル取引から離れる投資家も多くなっている。

日銀による単独介入に対して、アメリカが反対介入を行う可能性は少ない。つまり、金融緩和策によって市場に資金を流入させ、ドルの価値を下げることが、日銀の介入への対策と言える。ところが、アメリカ国内の資金需要に大きな回復が見られないことから、緩和策でアメリカ政府の思惑通りのドル安が達成されるかどうかは不透明だ。

本日(24日)の21:30(日本時間)には、米耐久財受注前月比、また、23:00には新築住宅関連の指標が発表される。どちらも重要指標なのだが、その結果によって投資家の判断は大きく分かれるだろう。



□■ユーロ■□

今後のユーロについては、「何もニュースがないことがベストだ」という、少し面白い展開になりそうだ。24日の午後には日銀による介入が行われたが、おそらく今後も継続的に介入は行われるだろう。したがって、そのリスクを嫌って投資家は円取引を避ける動きが活発化する可能性がある。

また、米ドルに対しても、投資家離れが加速する可能性が見える。というのも、アメリカ政府による金融緩和策の影響で、一時的にドル安が進行する恐れがあるためだ。

円もダメ、米ドルのダメとなると、ユーロにとっては非常に有難い状況と言える。多少悪い指標が出たとしても、円や米ドルに資金が向かいにくくなるため、ユーロの懸念材料が打ち消される格好になるためだ。したがって、日本の介入やアメリカの緩和策など、この両国で大きな動きがあるうちは、ユーロは大人しくしておいた方が良いのだ。

「何もニュースがないのが吉報だ」という、稀に見る興味深い現象がユーロ圏で発生していると言えるだろう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
日銀による3回目の介入の可能性も視野に入れておきたい


<ポイント2>
「介入があるかも…」との思惑が、
世界の市場に与える影響は大きいと考えられる


<ポイント3>
今夜の米新築関連の指標は要チェック!


<ポイント4>
「何もニュースがないのが吉報」という、
面白い現象がユーロ圏で見られる



本日、2回目の介入が行われましたが、上記で紹介したイリア・スピヴァック氏の洞察は面白いと思います。継続的な介入を日本が行うための、ギリギリのタイミングを狙う思惑は、今後のドル円の取引の大きな参考になるでしょう。

ただし、介入時には大きく動きますので、「介入か!」と気付いてからポジションを建てても遅くはありません。大きな利幅を狙って逆張りを建てるのは危険でしょう。前述の通り、介入時には大きく動きますので、少し待ってからポジションを建てても十分に大きな利幅は狙えるのです。


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