FX 業者 比較 - 初心者のための入門!! > 海外のFX情報を翻訳するブログ | 海外の気になる為替情報を無料公開 > 今週中盤はユーロ&ポンドが上がるのか!"

海外のFX情報を翻訳するブログ | 海外の気になる為替情報を無料公開

今週中盤はユーロ&ポンドが上がるのか!"

先週末から行われたG20では、「過度な通貨安を誘導しない」との意見で各国が一致しましたが、それでもドル安の是正につながるとは思えません。しかし、イギリスやユーロ圏で好調な指標が発表されるなど、ポンド円やユーロ円では面白そうな取引が出来そうです。さっそく、チェックしていきましょう!



それでは、10月26日(21:30現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


81.34〜81.37 トレンド状況:やや弱気


G20に対する感想は様々だと思いますが、過度なドル安と円高の是正に向けた解決策が出されるとは考えにくい状況です。

そんなドル円を含めた、今週中盤から後半にかけての為替相場の動向を、海外の専門家のコメントと一緒に見ていきましょう。

----------------------------------------------------------

■為替分析家「ジョン・キックライター氏」のコメント■

G20は、まさに「建前の議論」に終始していると言える。各国ともに、「過度な通貨安を誘発するのは好ましくない」と賛同したが、本音は全く違うところにあるだろう。

とくにアメリカは、「通貨安を誘導するのは良くない」と述べながらも、「ドル安の方が良いに決まっている」が本音と言って間違いない。ガイトナー米財務長官の「強い米ドルが必要だ!」という発言も、アメリカ国内で巻き起こっている、過度なドル安に対する懸念の声を払拭する狙いがあったのだろう。いわば、リップサービス的な発言と言える。

今回のG20で、「米ドル安が是正されるのか"」が多くの投資家の注目したポイントだと思うが、残念ながら、その動きが本格化する気配は見えない。さらに円が買われ、ドルが安くなっているのが何よりの証拠だ。

世界の市場では、「米ドルの買い戻しが始まるのでは"」との意見も聞かれるが、今回のG20が直接的なきっかけになるとは考えにくいだろう。



■経済記者「ジェシカ・モーティマー氏」のコメント■

G20開催中、野田財務相の「過度な円高に対しては、適切な措置を取る」という発言は、いわゆる「口先介入」だ。「もはや、日本の口先介入には効果がない」と考えている投資家も多いのだが、それでも多少の効果はあったようだ。輸出を経済の柱とする日本にとって、現在の円高水準は大きな痛手だが、今後のドル円の展開については、専門家の間でも意見が分かれている。

1つは、「このままドル売りのトレンドが続く」という意見であり、もう1つは「ドルの買い戻し」である。両極端な意見に分かれているのだが、80円を切るという意見ではほとんどが一致している。

つまり、80円を切った後の動向こそ、今後のドル円の最大の注目ポイントと言えそうだ。TOYOTAでは、想定レートを「最大85円程度」に設定したため、TOYOTAは80円を切った後で85円程度まで円が売られると考えているようだ。一方、世界的な家電大手の東芝は、想定レートを「70円」に設定しており、こちらはさらに円が買われると予想している。日本国内でも意見が分かれていると言えるだろう。

当面は、80円付近での攻防が続くと思うが、「80円割れの可能性」は常に視野に入れておきたい。大きなトレンドが生まれれば、100pips程度を数日で動かしてしまうこともあるからだ。



■為替分析家「バレリナ・ベドナリク氏」のコメント■

本日(26日17:30)に発表されたイギリスの第3四半期GDPが、市場が予想したより大きく改善したことから、ポンドが対米ドルで大きく上昇している。アメリカの経済回復の遅れとは裏腹に、ヨーロッパは、リスクを抱えている国への懸念はまだ強く残されているものの、ドイツやイギリスは徐々に回復へ向かっていると言えるだろう。

それに伴い、ポンド円でもポンドが強みを見せている。26日、欧州市場がオープンしてからポンドは対円で急激に上昇し、1日の取引で約200pips程度の上昇が見込まれている。トレンド状況も「かなり強気」となっているため、27日の東京市場での取引も面白いものになるだろう。

ポンドの対円での動きは、明日(27日)と明後日(28日)にかけて、上げたことへの変動は多少見られるだろうが、「ポンドの強気」で推移すると予想される。しかし、今週金曜日(29日)の8:30に発表される「日本失業率」はチェックしておこう。上昇気流がここで途切れる可能性があるためだ。


----------------------------------------------------------

いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
G20では、通貨安への誘導に対する解決策が出されていない


<ポイント2>
80円ラインを軸に、その後のドル円の動向については、
日本企業も海外の専門家も意見が真っ二つに分かれている


<ポイント3>
ポンドが対円で強みを見せている


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

----------------------------------------------------------

□■日本円■□

G20において、「過度な通貨安を誘導するのは良くない」と、先進国と新興国の多くが述べた。おそらくは、これが共同声明として採用されるのだろうが、日本にとってはマイナスの共同声明とも言える。

今の日本経済にとって現在の円高は、たとえ一時的であっても止める必要がある。つまり、効果が薄く、短期間であっても「単独介入」のカードを残しておきたかったのだ。ところが、「通貨安を誘発するのは良くない」と日本も賛同してしまったことから、日銀の単独介入はその発言に反することになる。したがって、日本も「通貨安を止める」と述べた以上、単独介入が行いにくい状況になったのだ。

そのため、G20開催中にも円が買われ、80円台前半にまで円高が進行した。今後の展望としては、80円ラインに待機している投資家が多く、投機筋を中心に15年来の高値となる「79円75銭」へのトライが行われるだろう。したがって、80円を切る可能性は非常に高く、その時点からの投資家と日本政府&日銀の動きに注目しておきたい。



□■米ドル■□

住宅関連の指標が好調だったことを受け、昨日の米ドルは円を除く対主要通貨で値上がりした。しかし、FRBの金融緩和観測が尾を引いているのか、上げた分がすぐに下落する格好となった。

「金融緩和策が発動されるのでは"」という市場の警戒感は、予想以上に効果があると考えられる。つまり、アメリカ政府のドル安誘導への思惑が、「緩和観測」という実態のない変動要因で実現されているのだ。

今後の注目ポイントとしては、やはり11月2日から3日にかけて行われるFOMCだろう。多くの投資家の間では、金融緩和観測という武器がアメリカにある以上、たとえドルが買い戻されても、「すぐに戻る」と言われている。したがって、「ドルの買い戻し」が本格化するには、アメリカ政府とFRBのドル安容認姿勢に変化が現れることが唯一の条件だろう。



□■ユーロ■□

本日(26日)のイギリスの第3四半期GDPが好調だったことや、ユーロ圏の経済指標が市場の予想より改善したことを受け、ドルが売られ、ユーロが買われる格好になっている。ドル安の影響は世界中に出ており、ユーロも対米ドルで値を上げている。

しかし、対ポンドではポンドの方に強みが見られ、ユーロとポンドの両方が、対米ドルで上昇している状況だ。

ユーロ円は、26日21:30現在、113円付近で推移しており、トレンド状況が「かなり強気」と出ていることもあり、ユーロの対円での上昇は明日も続きそうだ。しかし、ポンド円でも同じことが言えるのだが、今週の金曜日には日本で失業率が発表され、それが円の対ユーロ&ポンドの動きに影響を与える可能性があるので注意しておこう。


----------------------------------------------------------

いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
ドル円は、「80円ラインでの攻防」がチェックポイントになりそうだ。


<ポイント2>
金融緩和観測は、予想以上に強い効果を発揮しており、
米ドルの対主要通貨での上昇を強く抑えている


<ポイント3>
ユーロは、ポンドと共に対円で上昇しているが、
今週末の日本の失業率は要チェック



先日、アメリカで放送されているニュース番組を観ていたところ、「アメリカ国民は強い米ドルを望んでいるが、政府はドル安を望んでいる。この両者の思惑の溝が、今後の米ドルの動向にどう影響されるのかが注目ポイント」というコメントも出ていました。

アメリカ国内では、長期的なドル安によるアメリカの影響力の低下を懸念する声が出ているものの、ドル高になれば経済回復が一段と遅れるなど、まさに「ジレンマ」の状況にあると言えます。来月上旬に開催されるFOMCでどのような展望が発表されるのか、必ずチェックしておくようにしましょう。


この記事をtwitterに投稿する
はてなブックマークに追加
Subscribe with livedoor Reader
初めてこのブログをお読みになられた方へ。もし記事の内容を気に入って頂けましたら、ぜひ一度RSSリーダーにご登録いただければとと思います。これから皆様方により喜んでいただける記事を目指してまいります。