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G20からAPECへ…

本日でG20が閉幕し、明日からは横浜でAPECが開幕します。領土問題ばかりに注目が集まっていますが、そもそもAPECとは、参加国による貿易について話し合う機会なのです。アメリカや中国、そして日本の代表が、どのような経済的な思惑を持って話し合いに臨むのか、ぜひチェックしておきましょう!



それでは、11月12日(17:30現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


81.79〜81.80 トレンド状況:やや弱気


韓国のソウルで行われていたG20も閉幕し、明日からは横浜でAPECが開催されます。尖閣諸島や北方領土問題など、これらに注目が集まっているのですが、そもそもAPECとは、参加国同士での関税の削減や撤廃を話し合う場です。

アメリカVS中国の様相も強く見えますが、今後の為替市場はどうなっていくのでしょうか"海外の専門家委のコメントと一緒に見ていきましょう。

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■経済記者「ビージェイ・ジョシ氏」のコメント■

韓国のソウルで開催されていた、2日間にわたるG20が閉幕を迎え、共同声明が発表された。各国のリーダーたちには、「自国の利益のみを考えた通貨安を招く行為は止めるべき」ということが求められそうだ。

今回のG20において、特に目立ったのがアメリカと中国のバトルだ。アメリカは、中国に対して通貨の切り上げを強く要求しており、また中国は、アメリカ資金が中国国内に流入したことによるインフレ圧力の高まりを牽制しており、このバトルの行方に注目が集まっていたのだ。

結局、上記の通り「無意味は通貨安戦争を止めるべき」との見解で両者が一致し、アメリカにとっては、通貨安競争を加速できない状況に追い込まれたと言えるだろう。

一方、中国にとっても、為替レートを固定し続けることが難しい状況となり、両者ともに「痛み分け」になったと言える。したがって、ドル円で円安基調が今後も続く可能性が指摘されており、80円割れを目論んでいた投機筋からすれば、まさにターニングポイントを向かえていると言えるだろう。



■経済記者「ケビン・プランバーグ氏」のコメント■

ユーロが大きく下落している。数週間前までは、アメリカVS日本の通貨安競争が激化しており、また、ユーロに突出したリスクが見えなかったことから、相対的にユーロは、対主要通貨で値を上げていたのだ。

しかし、アイルランドの銀行の財務状況が公表され、それが予想以上に悪い数字でまとまっていることから、ユーロに対するリスクが一気に世界中の市場で懸念されるようになったのだ。

どの程度のリスクがアイルランドに見られるのか"一言で言えば、ギリシャのように「救済措置が必要」と言えるほど深刻なのだ。したがって、それを懸念した投資家がユーロを売り続け、今後もユーロ安の流れは続くだろう。

EU連合がアイルランドに対して、そのようなコメントや措置を取るのか、ここが今後のユーロを見る上で最も大切なポイントと言える。



■為替分析家「ジョエル・クリュガー氏」のコメント■

ポンドの対円での下落が続いているが、一目均衡表で見ればダウントレンドに変化が現れる可能性も見える。12日16:30分時点、ポンド円は131円72銭程度で推移しているが、急激に上昇する局面も見られることから、ダウントレンドの継続の可能性も否定できないが、この数日、下がり続けた分だけ反動で上昇する可能性が見えてきた。

ユーロが対円で下落し続ける中、それに釣られる動きも警戒しておきたいが、もともとポンドはイギリスの独自通貨であるため、イギリスから好調なデータが発表されれば、ユーロの動向に関係なくポンドは動くのだ。

直近のイギリスの重要指標は、16日(18:30)の「消費者物価指数」だが、そこまでは乱高下を繰り返す可能性が高い。不安を覚えるなら、取引しないのも1つのアイデアと言えるだろう。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
アメリカも中国も、通貨安を誘導しにくい状況となった


<ポイント2>
ユーロ安は、今後もしばらく続く可能性が高い


<ポイント3>
ポンドは、来週前半にかけて、対円で乱高下しやすい状況と言える


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

日本円は、対米ドルで大きく値を下げつつある。10月7日以来となる「82円67銭」を記録し、現在を少し円が買われているのだが、11日16:30時点「82円15銭」のレベルで推移している。

今後のドル円に関して、今日に何らかの決断を下すのは難しいだろう。アジア市場だけでなく世界中の市場で大きなニュースがないためだ。しかし、G20のコメント、今夜のニュースでも大きく報じられるだろうが、それは必ずチェックしておくことをオススメする。

なお、ユーロに対しては、113円40銭レベルで推移しているが、アイルランドの経済危機が懸念されている中、ユーロの対円での弱みは今後もしばらく続くと考えられる。



□■米ドル■□

失業関連にポジティブなデータが見えたことなどから、とくに対円で米ドルは強みを取り戻すことになった。一時的に、10月7日以来となる「82円67銭」を付けるなど、ドル円での長期のダウントレンドに何らかの変化が見え始めているのだ。

本日、アメリカは祝日であるため、とくに大きなニュースは予定されていないが、G20での発表はチェックしておこう。経常収支指針が来年の前半に具体化させることが決まるなど、少しずつではあるが、世界経済のバランス作りに向かって進んでいるのだ。

なお、「ドルの買い戻しが本格化するのか"」との見方もあるが、そう単純に考えない方が良い。まだ、円買いを模索する動きも見られるため、安易にドルが良ポジションを建てるのも危険と言えるだろう。




□■ユーロ■□

今回はアイルランドを発端とする欧州危機が強く見える。ギリシャと同様、「何らかの救済措置が必要なのでは"」と懸念されるほどに、アイルランドの経済はひっ迫しており、それがユーロ全体を押し下げる結果となった。

しかし、対米ドルではそれほど弱みを見せることなく、ポンドは対米ドルで上昇する気配もある。

今後、アイルランドを始め、ドイツ、イギリス以外の周辺国の動きに注目が集まるだろう。このところのチャートを見ていると、ユーロは対円で敏感な動きを見せているため、ユーロ円の通貨ペアで取引している方にとって、忙しい週末となりそうだ。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
円は、対米ドルで弱みを見せており、
対ユーロで強みを見せている


<ポイント2>
G20の発表以降のドル円に注目しておこう


<ポイント3>
ユーロ円でのペアにとって、忙しい週末になりそうだ



今日でG20が閉幕し、今度は横浜でAPECが開催されます。領土問題ばかりに注目が集まっていますが、世界経済の均衡を目的として、どの程度まで突っ込んだ話が行われるのか、そちらも注視しておきましょう。


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