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ユーロに楽観視が見られる

「ユーロの下落はしばらく続く」と、世界中の投資家が予想していたのですが、2つの要因でリスクに楽観視する動きが見えてきました。今週末、ドル円やユーロ円、また、ポンド円はどのような動きを見せてくれるのでしょうか"



それでは、11月19日(18:00現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


83.23〜83.24 トレンド状況:ニュートラル


アイルランドの財政危機が叫ばれますが、一刻も早い対策が求められています。そこで、今週末の主要通貨の予想や分析を、海外の専門家のコメントと一緒に見ていきましょう。

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■経済記者「イアン・チューイ氏」のコメント■

ユーロが対米ドルで値を上げそうだ。アイルランドの財政危機により、世界中の投資家がユーロから手を引き出したのだが、リスクに一定の楽観性が見られたこともあり、一時的にユーロの回復が見込める。

回復が分かりやすい形で表れるのは「ユーロ/米ドル」のペアだが、「ユーロ/ポンド」や「ユーロ/日本円」でも、多少の強みが見られる可能性がある。

「本格的に回復する」とは到底言い難いが、今週末は、数日前まで私たちが予想していたほど、ユーロの深刻な状況は避けられる可能性がある。ユーロの下落を見越して、思い切ったユーロ売りは得策ではないと言えるだろう。



■為替分析家「デイヴィッド・ロドリゲス氏」のコメント■

ユーロと同様、対円で弱みを見せているポンドだが、今週末から週明けにかけて、多少の強みを取り戻す可能性が出てきた。テクニカル分析で見てみると、18日深夜のニューヨーク市場(日本時間)、ポンド円で取引している投資家の、じつに約85%が売りポジションを保有していた。しかし、そこから今朝のアジアセッションにかけて、約70%と売りポジションの保有者が減少し、その流れは明日にかけても続きそうなのだ。

買いポジションの保有者が増えるということは、言うまでもなく、ポンドが対円で上昇するということだ。買いor売りの、どちらが優勢になるか、確定的なことは言えないが、テクニカル分析を見る限りでは、今週末は「ポンドの買い優勢」と言えるだろう。

しかし、楽観視されつつあるアイルランドの危機も、取引の視野に入れておきたい。現在、「リスクは大きくない」と楽観視されつつあるが、何らかの要因でリスクが再燃した場合、ユーロと共にポンドも対円で落ち込む可能性がある。



■為替分析家「デイヴッド・ソング氏」のコメント■

一時的に下落傾向にあった豪ドルだが、また対主要通貨での上昇ムードが高まっている。特に顕著に上昇が見られるのが対米ドルだ。一時、「0.9903豪ドル(=1米ドル)」の値を付けるなど、対円では米ドルと同じほどの力を持ったことになる。

投資家は、リスクに敏感だ。アイルランドの財政危機の結果、リスクを嫌う動きが世界中で見られ、欧州から逃げ出した資金が高い利回りを求め、豪ドルへ流れた結果が、現在の強みを生みだしたと言える。

今週末と週明けに向けて、米ドルが対円で強みを見せない限り、豪ドルも対円で上昇しやすい環境にあると言えるだろう。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
アイルランドのリスクに楽観視が見える


<ポイント2>
ポンドが対円で上昇する可能性がある


<ポイント3>
豪ドルに資金が集まっている


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

日本円は19日、対米ドルで大きな動きを見せていない。「83.00〜83.50」でボックス相場を描いている。アイルランドの財政危機で逃げ出した資金は、日経225などに流れているのだが、今のところ、米ドルや日本円には流れていない格好だ(豪ドルには流れているが)。

今週末、ドル円の動向は、比較的、静かなものだと推測できる。大手ヘッジファンドの決算月を迎えているのだが、それを見越しての動きは来週以降に活発化すると予想されており、上記のボックスで動く可能性が高い。

ただし、今夜に発表される米企業のデータは「総合的に悪い」と予想されており、今夜から明朝にかけて、細かく変動する可能性には注意しておきたい。



□■米ドル■□

失業関連の悪いデータが出たことから、また、アイルランドの危機に対して楽観視する動きが見られたことから、対ユーロでは3日ぶりに下落に転じた。Fedの6000億ドルもの債権の買い取りが発表されて以降、10年債権の利回りも上昇し、対主要通貨で強みを見せていたが、その強みにもまだ流動性が大きく残されているということだ。

対円では、今週末は「静かな週末」になると予想されているが、ユーロの動き次第では、米ドルと日本円の動きにも何らかの影響が出る可能性がある。

現在、ドル円は「84.01」がR1となっているが、ここを上抜けるかどうか、週末の動向で確かめておきたい。



□■ユーロ■□

下落が続いていたユーロだが、アイルランドの声明に好感が持てたこと、また、アメリカのデータが驚くほど悪かったことを受け、対米ドルで急上昇する1日となった。

また、対円でも上昇が見られ、現時点では「114.84」が直近のレジスタンスだ。ユーロは、昨日まで「対主要通貨で下落が続く」と予想されていたが、声明に好感が持てたことに加え、アメリカの「オウンゴール」の結果、予想外の上昇を描いた。

ただし、対円に関しては、20・50・100の移動平均を上回って推移していることから(19日18:00現在)、その反動で「113.70」のラインまで下落する可能性があることも視野に入れておこう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
アイルランドの危機は、ドル円にはそれほど影響していない


<ポイント2>
ドル円の直近のレジスタンス、
84.01を上抜けるかどうかが注目ポイント


<ポイント3>
ユーロは対円で上昇しているが、
反動の可能性を視野に入れておきたい



世界中の市場が「ユーロ安はしばらく続く」と予想していましたが、上記の通り、早い段階での好感が持てるコメント発表と、アメリカの悪いデータのおかげ(")で、一時的にユーロは上昇しています。

ただし、あくまでも心理的な要因での上昇ですので、その点に留意しながらの取引を心がけておきましょう。


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