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今週末にかけて忙しくなりそうだ…

ユーロの危機、FRBのGDP下方修正、北朝鮮の軍事的な挑発による日本円への影響、世界3大通貨を取り巻く今週末に向けての動向は、非常に忙しくなりそうです。ぜひ直近のテクニカルに集中して、「危ない!」と思ったらすぐに逃げ出せる準備も心がけておきましょう。



それでは、11月24日(15:30現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


83.20〜83.23 トレンド状況:ニュートラル


北朝鮮による韓国の砲撃事件、軍事的な緊張の高まりを受け、一時的に円が売られる事態となりました。

そんな今週後半に向けての為替市場の動向を、海外の専門家のコメントと一緒に確認していきましょう。

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■為替分析家「デイヴィッド・ロドリゲス氏」のコメント■

北朝鮮による韓国への地上砲撃事件を受け、地理的に影響が考えられる日本円が一時的に大きく売られた。しかし、「日本への軍事的な影響や心配はない」との見方が広がったことから、売られた円が買い戻される格好となった。

軍事的な緊張は、為替市場に大きな影響を与える。2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが発生した時も、軍事的な行動をアメリカが開始するとの見方から、米ドルが一時的に大きく売られた。

このような軍事的な要因は、もちろん避けるべきものである。しかし、軍事的な要因において、数百pipsの変動が現れる場合もあるため、注意してみるべきものと言えるだろう。

北朝鮮の軍事行動においても、今後、武力行使が本格化することはないと考えられているが、朝鮮半島の緊張が日本円に与える影響も考慮しておくべきである。



■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

アイルランドの財政問題により、ユーロが大きく売られたが、IMFやEU連合のアイルランド救済の見通しが立ちそうな気配を受け、「ユーロの売り材料は出尽くした」との見方もある。

しかし、今週後半に向けてのユーロの動向に関しては、専門家の間でも大きく意見が分かれている。

たしかに、アイルランドの危機は開始されつつあるが、スペインやポルトガルなど、これらの国も資金調達リスクに関しては何も解決されていない。したがって、投資家の目がスペインやポルトガルに移動するだけとの見方も多いのだ。

となると、再度、ユーロの対する不安が高まることから、ユーロ売りの米ドル買いが進む可能性もある。直近のテクニカルに注意して、動向を見守るようにしておこう。



■為替分析家「デイヴッド・ソング氏」のコメント■

今週後半に向けてのドル円の動向だが、やはり米ドルの動きがこのペアのカギを握っていると言って良い。米追加緩和策の6000億ドルが全て使われるのかどうか、ここにも大きな注目が集まっているが、他にも憂慮すべき点はある。

1つは、北朝鮮の動向だ。アメリカは、日本や韓国と同盟を結んでいるのだ。したがって、北東アジアの軍事的な緊張は、アメリカ経済にも大きな影響を与える。実際、23日のニューヨーク市場では、ダウ平均が一時142ドル安になるなど、大きな悪影響が懸念されているのだ。

もう1つは、米GDPの動向だ。FRBは、GDPを大幅に下方修正しており、世界的にはドル買いのトレンドなのだが、そこに一定のストップがかかることも視野に入れておきたい。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
軍事的な緊張による為替リスクを視野に入れておくこと


<ポイント2>
ユーロに対する不安は、アイルランド以外の国にも向けられる可能性がある


<ポイント3>
ドル買いのトレンドに一定のストップがかかる可能性がある


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

24日15時現在、ドル円は「80.00〜80.60」のボックス相場で動いているが、今週の月曜日には対ユーロとポンドで大きく値を上げた。

今週後半にかけて、日本から発表される指標やデータに重要なものはそれほど多くない。また、現在の世界経済の状況を考えれば、日本の独自要因による大きな影響は考えにくいだろう。

むしろ、ユーロ圏の動きに大きな注意を払っておきたい。ユーロ売りによって生まれた資金は、「セーフ・ヘブン・アセット」である日本円にも大きく流れ込むのだ。また、アメリカのGDP予想が大幅修正されることにより、ドル売りの気配も無視できないだろう。



□■米ドル■□

今週末に「サンクス・ギビング・デー(収穫感謝祭・祝日)」を迎えるアメリカにとって、気になるのはユーロの動向だ。月曜日、米ドルは一時的に対ユーロで値を上げた。これは、アイルランドに対するリスクを警戒した動きが要因だと考えられる。

しかし、スペインやポルトガルなど、資金調達のめどが立っていない国も多く見られることから、今週末にかけて、「ユーロ/米ドル」のペアは非常に流動性の高い変動を見せる可能性が高いだろう。

もちろん、ユーロや米ドルだけでなく、その流動性は日本円にも影響すると考えられる。



□■ユーロ■□

アイルランドに引き続き、スペインやポルトガルなどへのリスクが懸念されているが、ユーロの動向を見る上でポイントとなるのは2つだ。

1つは、IMFやEU圏が、リスクを抱える国への救済や対策をどうするのか"これにより、投資家の不安が大きく増大したり、あるいは減少したりする。

もう1つは、ドイツやフランスの経済指標だ。アイルランド、スペイン、ポルトガルなど、ユーロ全体の足を引っ張る存在の中、ドイツやフランスなどの国は、ユーロ全体を引っ張り上げる役割を担っているためだ。

本日、24日18:00発表予定の「ドイツ:IFO景気動向」や、26日発表の「ドイツ:消費者物価指数」など、これらの重要指標は必ずチェックしておこう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
日本の独自要因による大きな影響はない


<ポイント2>
ユーロの動向が、米ドルを大きく左右する


<ポイント3>
ドイツやフランスの重要指標は要チェック



FRBのGDP下方修正、スペインやポルトガルなどのリスク、今週末にかけて、米ドル・ユーロ・日本円の世界3大通貨は忙しい取引になると予想できます。

中期的な変動予想が立てにくいことから、直近のテクニカルに注意して取引するようにしておきましょう。


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