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ユーロは上げてくるのか!"

ユーロが対米ドルで上げていますが、このトレンドは今後も続くのでしょうか"今週末から来週の週明けにかけて、ユーロの動きを中心に海外の専門家のコメントをまとめてみました。




それでは、1月20日(20:00現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


82.19〜82.24 トレンド状況:やや強気


ユーロが少し強い動きを見せていますが、海外の専門家は冷静に見ているようです。さっそく、今週末にかけてのコメントをチェックしていきましょう!


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■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

本日(1月20日)のアジアセッションにおいて、米ドルが対主要通貨で上昇した。これは、中国が予想以上のGDPの伸び率を記録し、利上げの懸念から豪ドルが売られ、その資金が米ドルに集まったことが原因と考えられる。

このところ、中国の動きに大きな影響力が見られるが、20日には、世界第2位のGDPになることが確実になった。ついに日本を追い抜いた格好だ。

こうなると、ますます中国の今後の動きに注目が集まるだろう。人民元の切り上げも気になるが、直近で注目したいのが「利上げ」だ。中国が利上げをするとなると、これまで好調をキープしてきた豪ドルとNZドルに陰りが見られるのは必至であり、その点は注意しておきたい。



■為替分析家「ジュリー・ハビブ氏」のコメント■

ユーロが対米ドルにおいて、8週連続で値を上げているが、今後もそのトレンドが続くかどうかは疑問である。なにせ、直近のリスクは回避できたものの、リスクの根本は残ったままなのだ。しかし、直近のリスク回避が出来たこと、また、利上げについて多少の言及がなされたことに関しては、ユーロ上げの材料となり得るだろう。

そして次に注目したいのが、ドイツのギリシャに対する行動だ。レポートによると、ギリシャは債務返済に厳しい状態にあり、ドイツが救いの手を差し伸べるかどうかが大きな焦点なのだ。

これ以上のユーロのリスクを避けるためにも、何らかの措置をドイツは取るだろうが、内容次第では、ユーロの大きな変動要因となるだろう。



■為替分析家「ニック・オリヴァリ氏」のコメント■

2日連続で、米ドルは対円で下落した。米ドルは、昨日から今日にかけて、対主要通貨で値を下げており、ユーロへのリスク許容度が少し高まったことが大きな要因だろう。また、豪ドルも対主要通貨で値を下げる傾向にある。

最大の要因は大洪水だろう。RBAマッキビン理事は、洪水の被害でGDPが最大1%程度押し戻されると言及している。また今回の洪水で、利上げの可能性も低くなった。

今後、どの程度の被害になるのか、また、中国の利上げの可能性なども視野に入れながら、しばらくは様子見の立場を貫くだろう。しかし、依然としてオーストラリアに対する利上げの期待は高く、今一度、その期待が広がれば、豪ドルの好調はキープされることになる。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
中国の利上げの可能性を視野に入れておきたい


<ポイント2>
ドイツはギリシャを救うのか"


<ポイント3>
豪ドルの利上げの期待感は、一時的に収束している


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

内閣改造によって与謝野氏が経済財政相に任命されたが、世界の市場は特に大きく反応していない。「日本国内の問題」と冷静に受け止めているようだ。ポイントとなるのは「内需」だと考えられる。現在、日本の内需は非常に弱い状態にあり、これでは、独自要因による戦略は立てにくいだろう。

今週後半にかけては、日本に重要指標は用意されていない。また、上記のように弱い内需を考えるなら、やはり「外的要因」が円の変動を占う上で大きなポイントとなりそうだ。

見るべきはアメリカの動向と言えるが、アイルランドやスペインなどの動向も見ておきたい。直近のリスクに安心感が広がれば、リスク許容度が上がることから、安全資産である円が売られる可能性を視野に入れておこう。



□■米ドル■□

今週から来週にかけては、「ユーロ>米ドル」の構図が見えてきた。米ドルの動向を見る上で重要なのが「QE2」なのだが、これが6月まで予定通りに行われるのか、あるいは縮小されるのか、これについてはベージュブックには記載されていない。

しかしヒントはある。バーナンキ議長の発言だ。議長は、「この高い失業率こそ、アメリカ経済の回復の足かせだ」と述べており、また、「経済回復が本格化しないのなら、さらに数年単位での量的緩和も必要だ」と述べている。

もちろん、この発言でQEが通常通り行われるとは断言していない。しかし、これらの発言で「縮小する」とは考えにくいことから、現時点では、予定通り6月末まで行われると考えた方が良さそうだ。

となると、現時点では「ユーロ/米ドル」のペアにおいて、米ドルを買う魅力は少ないと投資家は考えるだろう。したがって、直近で言えば、「ユーロ>米ドル」という構図が完成する。



□■ユーロ■□

ポルトガル、スペイン、イタリアの国債入札に大きな問題がなかったことから、とりあえずは、直近の大きなリスクは回避したように思える。また、利上げに関する言及を、ECB(欧州中銀)のトリシェ総裁が行ったのは大きい。利上げは、対主要通貨で落ち込みを見せるユーロにとって、大きな支援材料となるためだ。

しかし、ここで安心してはいけない。スペインやポルトガルの債務問題に関しても、あくまでも「目先のリスクが緩和されただけ」と考えるべきである。また、利上げに関する言及も、あくまでも言及であり、「利上げの用意がある」などの強い発言ではないのだ。

したがって、短期的、具体的には今週末から来週の頭にかけて上がる可能性はあるが、それが継続的な上げトレンドにつながるとは考えにくい。上げたとしても、「一時的」と割り切ることが賢明だろう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
世界的なリスク許容度が上がれば、
安全資産の円が売られる可能性がある


<ポイント2>
ユーロは対米ドルで上げる可能性があるが、
それが継続するとは考えにくい


<ポイント3>
アメリカのQEが予定通り行われるのかが、
今後の米ドルの大きなポイントとなる



いかがでしょうか"久しぶりに、ユーロに小さな「光」が見えたような気がしますが、上記のコメント通り、それが長続きするとは考えにくいでしょう。

また、アメリカのQEの動向もチェックしておきましょう。縮小するならば、その時点で大きく米ドルが買われる可能性がありますので。


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