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今週後半(3月9日〜)の為替展望

今週後半にかけては、米小売売上高やBOE政策金利、オーストラリアの雇用統計など、注目すべきイベントが多くあります。海外の専門家は、これらのイベントを前にどのような分析をしているのでしょうか"早速チェックしていきましょう!



それでは、3月9日(15:00)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


82.87〜82.91 トレンド状況:やや弱気


9日14:30現在、ドル円は83円の上値が重たい雰囲気となっていますが、今週後半にかけての動きを考えてみましょう。

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■為替分析家「クリストファー・ヴェシオ氏」のコメント■

NZのクライストチャーチで起こった大地震の影響で、NZドルは対円で大きく下落したが、今日になって値を戻してきている。これは、要人のある発言が大きく関係しており、「地震復興の事業で、成長率は4%前後になるだろう」というコメントだ。

大きな自然災害が起こった場合、たいていはこのような動きになると考えて良い。短期的にダメージを受けた国や地域の通貨は大きく下落するが、落ち着きを取り戻すにつれて、値を戻すのが一般的。

NZドル/日本円のペアは、本日61円中盤にまで値を戻したが、今のところ、これ以上のNZドル高につながる要素は見られない。今週末にかけては61円前後で推移する可能性が高いだろう。



■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

このところ、少し落ち着きを取り戻してきたポンド円だが、10日のBOE政策金利には注目しておこう。キング総裁のコメントでは、「現時点で利上げをするのは危険すぎる」となっており、このコメントだけを見れば利上げの可能性は低い。市場でも、「現実的に利上げされる可能性は低い」と見られているのだが、理事の中には利上げを主張する者もいるのだ。

したがって、10日に発表されるまでは利上げ観測が継続することになり、今日、明日にかけては、ポンド高の可能性を視野に入れておきたい。

ただし、利上げが行われず、なおかつポンド高に結び付くようなコメントも発表されなければ、その時点でポンド下落になる可能性がある。



■為替分析家「スー・リー氏」のコメント■

豪ドル円で言えば、10日の豪雇用統計は注目ポイント。NZの地震が大きく報道されているが、自然災害という意味では、オーストラリアの大洪水の被害も深刻だ。豪財務相によると、大洪水の結果、2011年第1四半期のGDPを1%ほど下げる方針。

また、豪ドルの利上げ観測も遠のいたと言って良い。これから復興事業が始まるため、この時点で利上げをするのは危険であるためだ。したがって、今週末からしばらくは、利上げによる豪ドルの上昇は期待できないだろう。他の指標に注目するべきと考えられる。

なお、近い将来的には、また利上げ観測が生まれると言われている。復興による事業でGDPが押し上げられる、第2四半期あたりが妥当なタイミングと言えるだろう。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
NZドルの対円での上昇は一段落


<ポイント2>
10日の英政策金利には注目


<ポイント3>
豪ドルの利上げ観測は遠のいた


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

米ドルが大規模な緩和策で力を弱めていることから、「有事の円買い」という奇妙な動きが目立っている。中東情勢を受けての流れだ。本来であれば、このような有事の際には米ドルが買われるのだが、ここで円が買われるのは面白い。それだけ、米ドルが異常と言うことだろう。

さて、今週末にかけては、11日のサウジアラビアの動きをチェックしておこう。サウジ国民が「怒りの日」と名付け、デモが計画されているのだ。デモの規模がどの程度になるのか、また、サウジ当局がどのような対応を見せるのか、サウジ情勢に関するニュースは必ずチェックしておこう。

仮に、リビアほどではなくとも、エジプトやチュニジアのようなデモを彷彿(ほうふつ)とさせる事態に発展すれば、さらに円が買われる可能性がある。



□■米ドル■□

今週末のドル円に関しては、11日に発表される「小売売上高」が大きな注目ポイント。先日に発表された雇用統計の結果を振りかえると、時間当たりの賃金に変化はなかったものの、平均労働時間にも変化はなかった。したがって、この部分だけを見れば「横ばい」と言える。

しかし、失業率が改善し、雇用者数が増加しているということは、アメリカ全体における所得は増加するということだ。特にアメリカで見られる傾向として、所得が増大すれば顕著に個人消費が伸びる。

それを11日の小売売上高で証明できるかどうか、来週の週明けに向けてチェックしておこう。なお、それまでは米国債の入札状況を見ると良い。日米の金利差に変化があるかどうかが焦点だ。



□■ユーロ■□

ユーロ高になる環境が出来あがりつつある。欧州リスクの再燃も少し見られるが、やはりトリシェECB総裁の発言は大きいだろう。

トリシェ総裁は、3月3日に行われた記者会見で、利上げの議論を4月に行う可能性を示唆しており、インフレに対する対策も迫られていることから、市場では利上げ観測が広がっている。

特に、利上げの可能性がほとんどない米ドルや日本円での上昇は、予想以上に大きいものになる可能性がある。金融不安を抱えながらも、上昇を視野に戦略を立てた方が賢明か。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
11日のサウジの動きに注目


<ポイント2>
11日の米小売売上高は上昇するのか!"


<ポイント3>
ユーロ上げになる環境が見える



いかがでしょうか"ドル円ではまだ83円の上値が重たい状況となっていますが、今週末の米小売売上高によっては、このラインを突破してくるかもしれません。


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