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【号外】 乱高下に要注意!

昨日時点、海外では「地震の為替への影響は、今週前半は限定的」と発表されていました。しかし、日本企業による外国資産の売却が活発化しており、乱高下しやすい環境が見られます。

そこで今回は、「号外」として、直近の状況をお伝えしたいと思います。




それでは、3月14日(15時現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


82.05〜82.09 トレンド状況:ニュートラル


昨日、「今週前半に限って言えば、地震の影響は限定的」という、海外で公表されている論調をお伝えしました。

しかし、思わぬ影響も出ていますので、今回は「号外」という形で、為替の今の状況をお伝えしたいと思います。

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■現在の状況■

「被害の全容が見えるまでは、様子見をする投資家が多い」と、昨日に紹介しました。どうやら、これに関しては間違いではないようです。

世界の市場の論調を見ても、「様子見(円で取引していない)」をキープする姿勢が多く見られるようですね。

しかし、日本国内の企業が、大量の円を買っています。「円を買う」というより、「海外資産を売っている」と言った方が正しいでしょうか"

海外資産を売るということは、円を買うという行為と同じですので、今日の午前中、一時81円を切る瞬間も見られました。

なお、大災害時の円高は、阪神淡路大震災でも見られました。当時も、震災直後の取引で円高が進み、その流れが一定期間続いたように記憶しています。

したがって、これと同じ流れが、今回も続くことを視野に入れておきましょう。


■外国勢の動き■

現時点では、様子見が主流となっている外国勢ですが、今後、この流れに乗ってくる可能性があります。

「日本国内の企業による円買い」は、一種の独自要因とも言えますが、この流れを外国勢が放置するとは考えられないのです。

特に、円買い戦略が多く見られるロンドン市場においては、今日の取引は注目すべき日になるかもしれません。

その流れを受けて、NY市場でも円買いが活発になれば、明日の日経225は今日と同じ程度下げる可能性があります。


■日銀の動き■

日銀も、この状況を見ているだけではありません。短期市場に20兆円強の資金を供給することを決定しました。

「復興支援を円滑に供給する」が最大の目的ですが、一種の「緩和策」とも言えるため、円高を止める一定の力を持っている可能性があります。

金額だけを見れば、それほど大きな力を持っているとは考えにくいのですが、「日銀が資金を市場に供給した!」という事実には、口先効果はあると思います。


■今後の展開■

「企業による海外資産の売却」に、ここまで円を押し上げる力があるとは想像しにくかったのですが、今後も、この流れが加速する可能性があります。

さらに外国資産を売る企業も出てくるでしょうし、この流れに便乗するファンドも出てくるはずです。

しかし、大きく円が買われた時点で、反動を狙う動きも模索されると思います。
(実際、今日の午後の取引が始まってから、大きな反動も見られています)

したがって、今後の数週間にかけては、「ドル円は乱高下」と考えるのが自然でしょう。もちろん、「ユーロ円」でも同じような動きが見られると思います。


■中東情勢■

忘れてはならないのが、中東情勢です。現在、日本では地震に関連する情報であふれていますが、中東情勢にも目を向けて判断した方が良いでしょう。

気になるリビアの状況ですが、政府軍が反政府派の拠点を大々的に攻撃し、石油関連の施設を奪還したと報道されています。また、「原油の輸出を再開した」との声明も出されており、今後の原油価格の推移で、為替への影響が出る可能性もあります。

なお、これ以上に政府軍の猛攻が活発化すると、ヨーロッパやアメリカで軍事的な介入に踏み込んだコメントが出されることもあります。その場合の円買いは要注意でしょう。


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いかがでしょうか"海外の昨日時点での論調は、「今週前半は、地震の影響は少ない」でした。しかし、そうもいかない動きが多く見られますし、乱高下しやすい環境が出来あがっています。

直近のテクニカルを見ながら、今後の判断をするようにしておきましょう。また、このようなケースでは、「取引しない」も1つの選択肢であることを考慮してください。


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