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円高は続くよ、どこまでも…

今週前半も、円が売られる可能性は低いと言えるでしょう。また、仮に大きく売られたとしても、ファンド筋のドル売りオーダーの餌食にならないよう、ぜひ注意しておきましょう。



それでは、6月19日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


80.04〜80.07 トレンド状況:やや弱気


それでは、今週前半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

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■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

今週前半の重要指標を下にまとめる。
(数字の左側は前回発表、右側は今回の予想値)


6月20日(月)
・08:50 日本5月貿易収支 -4637億円 -7101億円
・18:00 ドイツ6月ZEW景況感調査 3.1 -3.0

6月21日(火)
・23:00 米5月中古住宅販売件数 505万件 480万件
・23:00 米5月中古住宅販売件数前月比 -0.8% -5.0%

6月22日(水)
・23:00 ユーロ圏6月消費者信頼感 -9.8 -10.4

数は少ないが、どれも非常に重要な指標だ。特に、明日の「日本5月貿易収支」と21日の「米5月中古住宅販売件数」は要チェック。ともに、大幅な下落が予想されている。



■為替分析家「ジェイミー・シアトル氏」のコメント■

今週前半のドル円に関しては、重要な指標が大きなカギとなりそうだ。明日、20日の8:50には、日本の「5月貿易収支」が発表される。東日本大震災で大幅な赤字になる予想だが、この数十年で最も悪い数字になるとの予想も出ている。震災で輸出が減ったのはもちろん、原材料の輸入が増加しているのも1つの要因だろう。

続いて、21日には「米5月中古住宅販売件数」の発表を控えている(日本時間23:00発表予定)。現在のアメリカは、雇用を中心に景気回復が後退するとの懸念が大きく出ているが、こちらも米ドルを大きく動かす要因になるかもしれない。

予想は480万件だが、これを下回る可能性も出ている。前月4月の大幅落ち込みに続いて、こちらの下振れリスクも注意しておきたい。また、予想を下回った場合は、一時的にドルが売られる可能性も視野に入れておこう。



■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

21日には、ギリシャで新内閣信任投票が行われる。総票数は300であり、内閣の信任には120票以上が必要。この票数は確保できる見通しであり、内閣の信任はほぼ間違いない。

しかし、問題なのが150票のラインだ。「緊縮財政・構造改革法案」の可決に必要な票数だが、これを確保できる見通しは立っていない。

現在のギリシャは、経済的に危機に陥っており、いつ国が潰れてもおかしくない状況だ。しかも、「緊縮財政・構造改革法案」の可決は、欧州連合とIMFからの追加金融支援を受けるための条件なのだ。

したがって、これが否決されれば、追加金融支援を受けることが出来ず、ますます窮地に追い込まれる。仮に法案が否決されたとなれば、おそらく総選挙になるだろう。その選挙の結果も見ておきたい。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
今週前半は、重要指標の数は少ないが、どれも非常に重要なものだ


<ポイント2>
明日の「日本5月貿易収支」と、
21日の「米5月中古住宅販売件数」は要チェック!


<ポイント3>
ギリシャの緊縮財政・構造改革法案は否決される可能性が高い


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

今週前半も、外的要因に振り回されるだろう。ポイントはいくつかあるが、気になるのがファンド筋の動向だ。先日、米消費者物価指数(コア)が予想を上回ったため、一時的にドル円で81円09銭にまで円が売られた。

しかしファンド筋は、81円台前半に大幅なドル売りオーダーを入れていると見られ、また、人民元の変動幅の拡大懸念などから、ドル円の81円前半でのサポートラインは強固なものとなっている。

したがって、明日の日本5月貿易収支の悪化などで円売りが行われたとしても、一時的なものになる可能性が高い。むしろ、ファンド筋のオーダーによる反発に警戒しておきたい。



□■米ドル■□

2日の米5月中古住宅販売件数も要チェックだが、21日から22日にかけて2日間行われる連邦公開市場委員会(FOMC)も要チェックだろう。

現在のアメリカ経済は、Q2終了を間際に控え、出口戦略を模索する動きが活発化している。しかし、雇用を中心とした景気回復の遅れが懸念されて入り、これを受け、FOMCからどのような発表が出されるのか注視する必要がある。

なお、「緩和策の継続はない」と予想されているが、終了・継続に関係なく、緩和策そのものに対するコメントもチェックすること。



□■ユーロ■□

今週前半のユーロは、対円では下落傾向対米ドルでは上昇傾向にあると考えられる。対米ドルに関しては、米景況感の悪化、米ソブリンリスクの懸念、FOMCによる緩和策観測など、ドルが売られる可能性が高い。従ってユーロは、対米ドルでは上げやすい環境にあると言える。

一方、対円では下落する可能性を視野に入れておきたい。新内閣信任投票の行方、緊縮財政・構造改革法案の可決or否決などの要因を考えれば、対円で大きくユーロが上がる要因はほとんどない。

ただし、多くの要因が短期的な影響を与えるものであることを考えると、乱高下の可能性は十分にある。特に、ユーロの動きに連動しやすいポンドの、対円での動きに注意しておこう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
ドル円は、81円前半でフタをされる可能性がある


<ポイント2>
米ドルは、売られやすい環境にある


<ポイント3>
ユーロ&ポンドの対円での乱高下に注意!



やはり今週も、円が売られる可能性は低く、売られたとしても、その反発が大きいと予想されます。また、ユーロやポンドの、対円での乱高下には注意しておきましょう。


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