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日本円が「やられたい放題」なんです…(泣)

いやぁ、オバマ大統領のテレビ演説は面白かったですね。けっこう「おかんむり」という感じで、怒りを表現したスピーチとなりました。さて、そんな気になる連邦債務上限引き上げの議論の行方、それにユーロに関する情報、さらには豪ドル躍進の裏側など、海外の専門家のコメントをチェックしていきましょう!



それでは、7月27日(17:00時点)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


77.61〜77.64 トレンド状況:強気


それでは、今週後半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

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■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

米債務上限引き上げの議論が難航しており、にわかにデフォルトが現実味を帯びてきた。さらに米国債が格下げされる予想も出ており、これが米ドルの対主要通貨での全面安を引き起こした。

特に顕著だったのが対日本円と対豪ドルだ。ドル円では77円台に突入するなど、震災直後の76円台にまで円高が進む可能性がある。また一部の投資家からは、「日本は、戦後最高値のドル円を経験するかもしれない」との声も聞かれており、77円割れを引き起こす可能性も視野に入れておこう。

しかし、上記のような声がある一方で、「これ以上円高になるための材料が乏しい」との声も聞かれる。介入懸念や米国債の格下げ観測が後退するなど、仮にこれらが行われたとすると、急激な反発でドルが買われる可能性もある。



■為替分析家「スー・リー氏」のコメント■

オセアニアの通貨が対米ドルで記録的な高値を見せている。「豪ドル/米ドル」は一時「1.1ドル」を記録するなど、変動相場制を採用して以降の最高値を更新した。NZドルも対米ドルで高値を付け、一時「0.87ドル」となった。

これは、より一層のドル売りの気配が強くなったことを示している。ドル円では77円〜78円台での推移が今週後半に予想されているが、オセアニア通貨も対米ドルで高い水準をキープすることになるだろう。

しかし、これはあくまでも、米ソブリンリスクが高まっているためであり、ここに一服が見られると、米ドルの大きな反発も予想される。8月2日に期限を迎える連邦債務上限引き上げの議論の行方、そして米国債の格付けの行方、この両方を見守っておきたい。



■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

豪ドルが対主要通貨で値を上げているが、これは、利上げ観測が再燃したことによる部分が大きい。27日、オーストラリアが発表した豪消費者物価指数は、市場予想の3.4%を上回り、3.6%となった。

これにより、27日の東京市場では、一気に豪ドルが躍進し、途中で押し戻された展開もあったが、やはり対主要通貨で高値水準を保つ結果となりそうだ。

また、明日はNZ中銀(RBNZ)の政策金利発表がある。市場の予想では「据え置き」となっているが、ニュージーランドも消費者物価指数の上昇を抱えている国である。サプライズ的な利上げが行われた場合は、さらにオセアニア通貨に資金が集まることを意識しておきたい。



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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
デフォルトの現実味が増してきた…


<ポイント2>
変動相場制が始まって以降、豪ドルや対米ドルで最高値を付けた


<ポイント3>
明日はRBNZ(NZ中銀)の政策金利発表


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

対米ドルで高値を付けているが、市場では介入懸念が高まってきた。78円割れを引き起こした時点で、さすがに野田財務相も「一方的な展開で、注意深く市場を見守っていく」と発言した。

いわば、小さな口先介入を行ったわけだが(市場はほとんど反応しなかった)、日銀の市場介入の効果は大きくないと考える投資家も多い。

そもそも、日銀による単独介入の効果の薄さは、以前の介入時でよく理解できたはずだ。したがって、介入効果を上げるには「協調介入」しかないのだが、現時点でアメリカやEUの理解を得るのは難しいと考えられる。

つまり介入が行われるとしても、日銀による単独介入の可能性が高く、これでは一時的に80円台を回復するにとどまるとの公算が強い。



□■米ドル■□

25日(日本時間)に行われたオバマ大統領のテレビ演説は、大統領に就任して以降で初めて、怒りの感情を表した演説となった。下院のベイナー議長(共和党)との交渉が決裂に近い形で終わり、8月2日に期限を迎える連邦債務上限引き上げの議論が難航しているのだ。

オバマ大統領のテレビ演説は、「デフォルトになれば国民全体が傷つく」と述べ、ベイナー議長の対応に怒りを見せた。

一方、デフォルト回避に向けて、超党派での妥協案作りも本格化している。あと6日で期限を迎える連邦債務の上限引き上げ、ここからは、まさに一日一日が勝負である。日を追うごとに米ソブリンリスクは拡大し、今週後半の米ドルは対主要通貨で全面安の展開をキープする可能性が高い。



□■ユーロ■□

ギリシャ危機は今後も続くとの見方が強く、アイルランドやイタリアも支援を必要とする可能性が高まっていることもあり、やはりユーロの巻き戻しは難しいとの考え方で一致している。

現在、ギリシャはIMFやEU連合からの支援で生き延びているが、支援は長くても数年の期間内に終了すると思われる。したがって、その期間内に財政再建を行うのだが、さすがに数年では不可能に近いと言わざるを得ないだろう。

つまり、超長期的(数十年単位)な支援でもない限り、ギリシャが立ち直るのは難しいと思われるのだ。仮に、そこにアイルランドやポルトガル、イタリアが入ってくれば、さらにユーロへの信用は失墜し、特に対日本円での下落が顕著になる可能性がある。ただし、今週後半に限って言えば、本日(27日)の水準で推移する可能性が高い。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
仮に介入があっても、日銀の単独では効果に期待は持てない


<ポイント2>
今週後半、米ドルは対主要通貨で全面安になる可能性が高い


<ポイント3>
ギリシャ危機は今後もずっと続く(…かも)



野田財務相もやっと重い腰を上げ、「一方的な展開だ」と為替市場をけん制する発言を出しました。

しかし、上記で紹介した通り、日銀による単独介入では効果が薄いため、協調介入が理想と言えます。しかしアメリカやEUの理解を得る環境が整っておらず、今週後半も日本円は「やられたい放題」になる可能性が高いでしょう。


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