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【号外】与野党間の議論が合意に達する!

デフォルト回避に向けた米議会の与野党間の議論が、上層部でやっと合意しました。おそらく、このまま採決に向かうと思われますが、これでデフォルトは何とか回避できそうです。しかし、どうも素直に喜べない事情が専門家から聞かれ、今回は【号外】として、このニュースの行方を紹介したいと思います。



それでは、8月1日(13:30現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


77.41〜77.46 トレンド状況:弱気


1日未明、米議会の与野党間でデフォルト回避に向けた合意がなされました。今回は【号外】として、関連ニュースを海外の専門家のコメントと一緒にお届けしたいと思います。

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■経済アナリスト「アイバン・エージャ氏」のコメント■

日本時間1日未明、電撃的に米議会でのデフォルト回避に向けた合意が発表された。一部の投資家や市場関係者からは、「本当にデフォルトはあり得る」とも言われており、その懸念が高まった矢先の発表であっただけに、市場に与えたインパクトは大きいだろう。

結果、今朝のシドニー市場ではドル円でドルが急騰し、東京市場でも78円台を記録するほどドルが買われた。

では、この流れは今後も続くのだろうか"

様々な意見があると思うが、ドル円に関しては、80円が精一杯のラインではないだろうか"

今回の合意は本格的に採決されたわけではない。採決され、デフォルト回避を実現することが確定したわけではないのだ。おそらく明日に採決に持ち込まれるとは思うが、そこからもう1段階、円が売られてドルが買われるだろう。

そのラインが80円程度ということだ。

というのも、今回の上限引き上げ問題は、来年の大統領選挙前に再燃する可能性がある。仮にデフォルトを回避できたとしても、それは中期的な延命措置にすぎないのだ。したがって、それを嫌う動きから、本格的なドルの買い戻しが起こるとは考えにくい。

さらに言えば、今後の投資家の目は米成長率にも向かうだろう。デフォルトを回避した後は、そこからの経済回復が求められる。しかし、肝心の成長率に大幅な改善が見込めないことから、債務問題が浮上する前の水準、つまり80円程度が精一杯の買い戻しラインとなる。

もう1つ、格付け問題も深刻と言える。アメリカ国債は、長くにわたって最高ランクを維持し続けてきた。しかし格付け会社ムーディーズによると、財政削減案が十分とは言いきれず、今後に向けて格下げ見通しが長期化する可能性がある。これも米経済に大きな懸念を残し、本格的なドルの買い戻しを阻害する働きを持っている。


■為替分析か「ジョン・キックライター氏」のコメント■

目先にまで迫ったデフォルトを回避出来ることは、世界の市場にとって好ましい材料と言える。しかし、「合意」に達したからといって、それを素直に喜べない事情があるのも事実だ。

議会上層部での合意に達したため、おそらくは議員の中でも合意から採決に至るだろう。しかし、ここで問題になるのがデフォルト問題の再燃だ。根本的な解決とは言い切れず、来年の大統領選挙前に再燃する恐れがあるのだ。

また、こちらも深刻だが、「格下げ見通し」も米経済に暗い影を落としている。実際に格下げされる可能性は低いとみているが、米国債が格下げされたとなると、そこから波及する影響が大きすぎるのだ。

たとえば、政府系の住宅金融機関、あるいは住宅抵当金庫など、米国債の格下げによってこれらの期間の格付けも下げられる可能性が高い。高ランクを維持してきた多くの期間に格下げ圧力が高まるのは必至だ。

したがって、前述の通り、実際に格下げされる可能性は低いのだが、格下げ見通しが残るだけでも米国債やその他の機関への投資家心理的な信用は悪化し、本格的なドルの買い戻しは起こりにくいと見ている。

長くにわたって世界の基軸通貨として君臨してきた米ドルだが、今回のようなチキンレースのおかげで、1つの時代の終焉を見たような気がする。世界経済全体のことを本気で考えていたとすれば、今回のデフォルト問題でもここまで政局に利用されることはなかったはずだ。

今回の米議会の一連の行動は、米経済だけでなく、米議会の恥を世界中にさらしたようなものである。


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やはりアメリカ国内でも、今回の合意に関するニュースやコメントが多く発表されています。ポイントを以下にまとめてみました。


<ポイント1>
まだ「合意」の段階であり、
本格的に「採決」されるのは日本時間の明日


<ポイント2>
ドルの買い戻しは、80円程度が精一杯か"


<ポイント3>
格下げ見通しが続く限り、
本格的なドルの買い戻しは起こりにくい


<ポイント2>
来年の大統領選挙前にデフォルト問題が再燃か"


<ポイント2>
米成長率に大幅な改善の兆しな見えない

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いかがでしょうか"デフォルト回避自体は、世界経済にとって喜ばしいニュースです。しかし、根本的な解決には至っていない点、格下げ見通しが残る点などを考えれば、素直に喜べないのも事実です。

上記でも紹介しましたが、多くの専門家委の間では、本格的に採決されても80円程度が精一杯の買い戻しと見ています。その後は格下げ見通しや成長率に投資家の目が移っていきそうです。


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