FX 業者 比較 - 初心者のための入門!! > 海外のFX情報を翻訳するブログ | 海外の気になる為替情報を無料公開 > 日銀の「本気」は通用するのか!"

海外のFX情報を翻訳するブログ | 海外の気になる為替情報を無料公開

日銀の「本気」は通用するのか!"

どうやら今週前半も、外的要因に振り回されやすい日本円ですが、どんな要因が絡んでくるのでしょうか"米FOMCやバーナンキ議長の記者会見の注目ポイントなど、海外の専門家のコメントを紹介していきましょう!




それでは、8月7日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


78.38〜78.42 トレンド状況:ニュートラル


それでは、今週前半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

----------------------------------------------------------

■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

今週前半の、特にドル円に関する重要な指標やイベントを下にまとめる。

8日(月)
・日本8月経常収支
・日本8月日銀金融経済月報
・日本7月景気ウォッチャー調査、

9日(火)
・日本7月工作機械受注
・米連邦公開市場委員会(バーナンキFRB議長会見を含む)

10日(水)
・日本7月企業物価指数
・日銀金融政策議事要旨(7月11日と12日分)
・米7月財政収支

特に気になるのは、8日の「日本8月日銀金融経済月報」と「日本7月景気ウォッチャー」、それに9日の「米連邦公開市場委員会」だろう。また、バーナンキ議長の記者会見にも注目しておきたい。



■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

日本が単独による円売り介入に踏み切った。一部の市場からは、「短期的な円安による投資家への警告にすぎない」と言われているが、私個人の意見としては、今回の日銀の行動には「かなりの本気モード」が見える。

今回、日銀による介入だけでなく、日本政府による量的緩和策にも踏み切った。しかも、予定を切り上げて、介入の直後と言って良いタイミングで発表したのだ。

さらに、野田財務相のコメントも気になる。「継続的な介入もあり得る」との発言だが、3つの攻撃を一気に仕掛けてきたとなると、どうやら「当面の下値を80円程度に持っていきたい」との思惑が見える。

しかし、この思惑が成功するかどうか、非常に微妙な状況だ。S&Pが格下げしたことが大きいのだが、一方でムーディーズとフィッチは米国債を「Aaa」に据え置いている。

したがって、今週前半のハイライトとしては、バーナンキ議長の記者会見がキーポイント。緩和策第3弾(Q3)の発動が噂されているが、これに言及するコメントが出れば、一気にドル離れが進む可能性がある。



■為替分析家「スー・リー氏」のコメント■

今週前半のユーロ円は、レンジ幅の大きい展開になる可能性がある。ユーロの上値後もたい展開になるのは見えているが、下落後の大きな反発に注意しておこう。

4日、ECBのトリシェ総裁が、財政難の国々の国債購入を再開したことを受け、市場ではさらに懸念の声が高まっている。ギリシャの選択的デフォルトはすでに決定事項だが、それがスペインとイタリアに飛び火する可能性があるのだ。

国債購入再開は、それらの国を救う手段として使われている可能性が高いため、上値が重い展開ながらも、急激な下落に注意しておこう。

なお、今後の注目国はイタリアになる。EU圏でも3番目の経済規模を誇る国であるだけに、この国に債務問題が飛び火すれば、ユーロドルはもちろん、ユーロ円にも大きなダメージが現れるかもしれない。


----------------------------------------------------------

いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
米FOMCは要チェック!


<ポイント2>
アメリカでQ3の可能性が出てきた


<ポイント3>
ユーロの乱高下に注意


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

----------------------------------------------------------

□■日本円■□

介入を行い、緩和策の発表もあった。さらには継続的な介入の示唆も行われたのだが、現時点で1つハッキリしていることがある。それが、「協調介入の可能性がほぼゼロになった」という点だ。

日銀が介入を行った後、欧州や欧米からは批判的なリアクションが出され、各国・各地域ともに通貨安のメリットを狙っていることがうかがえる。日銀も、介入発動の前には欧米や欧州との協調を模索していただろうが、それがハッキリと決別したとも言えるだろう。

したがって、すでに緩和策を打ち出しているため、仮に追加の介入が行われたとしても、ごく短期的な効果しか持たない単独介入である可能性が極めて高い。もちろん日銀サイドもこのことを熟知していると思われるため、野田財務相の「継続的な介入示唆」は、あくまでも「口先介入」として出されたコメントに近いと言えるだろう。



□■米ドル■□

今週前半のハイライトは、何と言ってもバーナンキ議長の記者会見だろう。FOMCと共に記者会見が行われるのだが、ここで議長がどのようなコメントを出すのか、極めて重要なコメントになる可能性もあるため、ぜひチェックしておきたい。

現在、米経済においては追加の緩和策を求める動きも見てとれる。今年6月で終了した緩和策だが、その後の回復が思うように進んでいないため、もう一度、緩和策発動による通貨安のメリットを利用するつもりだ。

しかし、緩和策発動が決定事項として考えるのは拙速と言える。というのも、現時点ですでにドル安になりやすい環境が出来あがっているため、その上で緩和策を発動すると、世界経済を大きく転換する可能性もあるためだ。

通貨安のメリットは欲しいものの、基軸通貨としての役割と影響力も残したいアメリカ。両者のバランスをどのように保っていくのか、難しい選択を迫られる1週間となるだろう。



□■ユーロ■□

ギリシャ危機は、選択的デフォルトという、ある意味でお粗末な結果になったが、これで欧州リスクが払しょく出来たとは全く思えない。むしろ、イタリアやスペインに飛び火する可能性が指摘されており、以前より欧州リスクは増していると言えるだろう。

特に気になるのがユーロ円の動きだ。現在のユーロは、対米ドルと日本円で上値の重たい展開となっているが、ユーロドルに関しては、「1.405-1.445」と、それほどレンジ幅は広くない。

一方、ユーロ円に関しては、「108円台後半—114円台前半」と、レンジ幅が大きく予想されているのだ。ユーロの上値は重いものの、少しの変動要因で大きく動く可能性が示唆されており、上手く波に乗れない限り、少し危険な取引になる可能性がある。デイトレ派の方は、ぜひ直近のテクニカル指標に注意しておこう。


----------------------------------------------------------

いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
継続的な介入の効果は薄いと思われる


<ポイント2>
バーナンキ議長の記者会見は要チェック!


<ポイント3>
ユーロ円の予想レンジは大きく、
直近のテクニカルに注目しておきたい



日銀もあの手この手でドル安を解消しようと必死ですが、世界規模で見れば日本が打ち出せる戦略は多くありません。

今週前半も、外的要因に振り回されやすい1週間となりそうですので、海外発の経済ニュースは常にチェックした方が良いでしょう。


この記事をtwitterに投稿する
はてなブックマークに追加
Subscribe with livedoor Reader
初めてこのブログをお読みになられた方へ。もし記事の内容を気に入って頂けましたら、ぜひ一度RSSリーダーにご登録いただければとと思います。これから皆様方により喜んでいただける記事を目指してまいります。