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協調介入はしばらくないな…

9月9日開催の「先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議」までは、介入は難しいかもしれません。パフォーマンス的な小規模の介入はあるかもしれませんが、協調介入となると、まぁ、しばらくなさそうですね…



それでは、8月21日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


76.52〜76.57 トレンド状況:やや強気


それでは、今週前半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

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■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

ドル円が戦後最高値を更新した。一時75円95銭を記録するなど、対米ドルでの日本円の強気は止まるところを知らない。

アメリカと欧州の経済に大きな懸念が生まれ、比較的安全な資産とされる日本円に資金が非難されている状況だが、ここまで高値を記録した背景には、「日本の政策に手詰まり感が見える」ということがある。

「介入に効果なし」や、「介入しても効果は長続きしない」という認識が世界中の投資家に広がっており、また、「現時点での協調介入は難しい」との判断から、日本円は世界の投資家を相手に無防備な状態と言える。

76円を割り込んだことで、当分の攻防ラインは「76円前半」となるだろう。数週間前の「78円」から2円近くも落ち込んだ格好だ。

また、26日に開催されるバーナンキ議長の「ジャクソンホール会合の講演」は要チェック。ここでQ3についての言及があれば、さらにドル離れが加速する可能性がある。



■為替分析家「スー・リー氏」のコメント■

オーストラリアの中央銀行に相当する豪準備銀行(RBA)は、金利を据え置く判断を決定した。アメリカや日本の経済不安が叫ばれる中、金利差の拡大による急激な豪ドルの上昇を警戒したためだ。

結果、豪ドルの利上げへの期待感が一気に後退し、今週前半の豪ドルは上値の重たい展開となるだろう。また、今週はオーストラリアで注目される指標が少ないことから、対日本円で「79円前後」での推移となるだろう。

これと同じように、NZドルも上値が重たい展開となりそうだ。NZドルは、豪ドルよりも乱高下しやすい環境にあり、日米欧の経済不安のリスクを警戒した投資家がNZドルから離れたとも言える。

しかし、将来的には豪ドル&NZドルへの利上げ期待感は依然として残っており、仮に要人が利上げの可能性に追求したとなれば(将来的に)、その時が買いタイミングとも言える。



■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

日本円が大きく買われる展開となっており、円買い要因が大きく取り上げられている。しかし、「円売り要因」が多く存在していることも事実であり、それらをいくつか紹介していこう。

まずは「介入懸念」だ。先週末、ドル円で76円を割り込む展開となり、一層の介入懸念が聞かれる。現時点での介入効果は薄いと思われるが、「何もしない日銀」のイメージを払しょくするためにも、パフォーマンスとして小規模の介入が行われる可能性は否定できない。

もう1つ、中国の「人民元切り上げ」も円売り要因と言えるかもしれない。急激なインフレに悩む中国政府は、金融引き締めの一環として、元の切り上げを模索している。現時点で決定的な事実とは言えないが、切り上げが行われるとすれば、資金の一部が中国関連の商品に流れる可能性がある。

さらにもう1つ、「日本国債の格下げ」も円売り要因と言えるだろう。日本もアメリカと同様、巨額の財政赤字を抱えている。現在の日本国債の格付けは「AA−」となっているが、これを1段階引き下げ、「A+」にする可能性があるのだ。また、一部の専門家からは、「東日本大震災の影響で債務が大幅に悪化し、2段階以上の格下げもあり得る」という声も聞かれる。

現時点で格下げが決定的になったわけではないが、格付け見通しが長く「ネガティブ」となっていることもあり、格下げが円売り要因になる可能性も視野に入れておこう。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
26日のバーナンキ議長の講演は要チェック!


<ポイント2>
豪ドル&NZドルは上値の重たい展開になりそうだ


<ポイント3>
円売り要因もいくつか見られる


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

追加の緩和策を模索するなど、円高による産業の空洞化を必死で食い止めようとしている。しかし、緩和策を発動したとしても、これ以上の円高を止める効果はあるかもしれないが、大幅な円安に誘導することは難しそうだ。

現在の円高傾向を払しょくするには、「円が高すぎる」という事実を世界中が認識することにある。そのためには協調介入が最も効果の高い方法だが、直近では協調介入の可能性は極めて低いと言えるだろう。

仮に協調介入の可能性が指摘されるとすれば、それは8月後半から9月前半になると思われる。

9月9日には「先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議」が控えており、日本側からは高すぎる円について各国に提案すると考えられる。ここで各国の理解が得られれば、そこで初めて協調介入の可能性が言及される見通しだろう。



□■米ドル■□

米国債格下げ以降、米国債だけでなく米ドルへの不信感も高まっている。結果、ドル離れが急速に加速しており、対主要通貨で大きく値を下げた。

この流れは、今後も続くと予想される。特に、26日に行われるバーナンキ議長の講演は要チェックだろう。市場では「追加量的緩和策の第3弾(Q3)」の可能性が指摘されており、26日の講演でQ3に言及するコメントが出れば、さらにドル安になる可能性がある。

ただし、対円に関しては、介入懸念や日本国債格下げなど、一時的な円売りの要因も多く見られることから、長期的にはドル安円高に変わりはないものの、一時的な反発には注意しておきたい。

対ユーロに関しては、26日の講演を迎えるまでは軟調に推移する可能性が高い。



□■ユーロ■□

ドイツのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相の2人で行われた独仏首脳会談に失望感が高まっている。この会談では、ギリシャ支援の今後などの重要議題が話し合われたのだが、具体的な解決策や方向性を打ち出せなかったため、結局ユーロ売りにつながる格好となった。

したがって、対円で110円を割り込むなど、ユーロの不調は今後も続くと予想される。

しかし、スイス中銀の動きには注意しておきたい。スイスフランも日本円と同様、「安全な資産」で苦しんでいる国の1つなのだ。スイスフランの対ユーロでの上昇は顕著に表れており、スイス政府も苦言を呈している。

仮に、介入などの強固な措置が取られた場合、ユーロは対フランで急上昇し、相対的に対円でも上昇すると考えられる。介入の可能性は日銀だけでなく、スイス中銀にも存在していることを認識しておきたい。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
9月9日で高すぎる日本円に対する各国の理解は得られるのか"


<ポイント2>
米ドルの追加緩和策の可能性を視野に入れておきたい


<ポイント3>
スイス中銀がユーロの動向を握るカギ



依然として日本円に資金が集まりやすい格好ですが、上記で紹介したとおり、9月9日の「先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議」は要チェックだと思います。

日本としては、高すぎる円に対する措置の協力を各国に求めると思われますが、はたして理解を得ることは出来るのでしょうか"


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