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日本円は底堅いのか…

今週前半の日本円は底堅い感じですね〜。一方のユーロは上値が重たい展開となりそうで…。そんな今週前半の為替展望をまとめてみました。さっそくチェックしていきましょう!



それでは、9月11日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


77.55〜77.65 トレンド状況:やや弱気


それでは、今週前半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

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■為替分析家「ジョン・キックライター氏」のコメント■

フランスのマルセイユで行われたG7だが、各国が経済回復に向けて協力する姿勢は打ち出したものの、全く具体策に乏しい結果となった。ここで日本の円高やユーロ不安など、細かい具体策に踏み込んだコメントが期待されていたが、その期待が裏切られた格好だ。

さて、今週前半のポイントだが、直近で言えば米国債の入札だろう。12日〜14日にかけて行われるのだが、20日〜21日にはFOMCを控えている。ここで米金融緩和策が盛り込まれる可能性があり、その可能性を見込んだ入札になる可能性が高い。

また、緩和策の可能性が残されていること、さらにG7で日本単独による介入に否定的な国が多いことから、今週前半の日本円は下値が堅い展開になりそうだ。



■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

今週前半の豪ドル円だが、豪ドルは底堅い動きになる可能性がある。先週後半、米株式が大きく値を下げたことを受け、豪ドルも対日本円で大きく値を下げることになった。

今週前半は米国債の入札が控えており、ここで何らかの嫌気を感じるなら、それが間接的に豪ドルに影響を与え、豪ドル安になる可能性も考えられる。しかし基本的には、底堅い動きになるとの見方で一致している。

また12日には、重要指標の1つ「7月貿易収支」が発表される。予想は「+19億ドル」となっており、これも1つの変動要因として見ておこう。しかし現在のところでは、この指標による影響は限定的と見る投資家が多い。



■為替分析家「スー・リー氏」のコメント■

今週前半のカナダドルは、上値が重たい展開になる可能性がある。先週、円高ドル安が一服したことを受け、カナダドルも対日本円で上昇する場面が見られたが、何より大きいのが「利上げ観測の後退」だ。

カナダ中銀による利上げが期待されていたが、年内は金利を据え置くこと、また、それ以降の利上げの可能性も後退したことから、その意味でも大きく値を上げるのは難しい。

もう1つ、雇用の改善が進まないことも大きな懸念材料と言える。カナダもアメリカと同様、雇用環境の改善が急がれるが、少なくとも今週に改善が見込まれるニュースや数値が出ないことから、「利上げ観測の後退」と「雇用改善の後退」の両面で、今週前半のカナダドルは上値が重たいと言える。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
今週前半の日本円は底堅いと言える


<ポイント2>
豪ドルはアメリカの動向に左右される


<ポイント3>
今週前半のカナダドルは上値が重たい


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

野田新首相の所信演説など、注目したい点はあるが、やはり外的要因に振り回される1週間となりそうだ。まずは明日以降の米国債の入札を見たいのだが、今週前半アメリカで発表される重要指標にも注目しておきたい。

日本時間14日の午前3時ごろには、「米8月財政収支」が発表される。1000億ドル以上もの赤字が予想されているが、これは市場も織り込み済みであるため、そこまで大きな影響は与えないだろう。

続いて15日午後9:30には「NY連銀製造業指数」が発表される。4カ月連続で悪化する予想となっており、その他の関連市場も先行きが暗いことから、この指標によって一時的なドル離れが進む可能性に留意しておこう。



□■米ドル■□

オバマ大統領が打ち出した雇用創出法案がドル円に大きな影響を与えた。アメリカ経済の回復を握る最も大きなカギは「雇用の回復」である。今回、4470億ドルにも及ぶ雇用創出法案が打ち出されたことから、それに期待した投資家が米ドルを購入し、ドル円は一時77円後半にまで値を戻した。

しかし、今月後半に行われるFOMCにおいて、米緩和策が盛り込まれる可能性があり、さらに雇用対策の効果も不透明であることから、今後もドル円をこの水準でキープするのは難しいかもしれない。

なお、G7において日本の財務相がアメリカに市場介入への理解を求めたが、アメリカの反応は明らかになっていない。本音を言えば絶対に認めたくない所だが、スイスが無制限に介入を行うと発表したこともあり、日本だけに避難を集中させることが難しくなったためだ。

その意味では、たとえ単独であっても日銀の介入はやりやすくなったと言えるだろう。



□■ユーロ■□

債務問題やスイスの動向など、様々な思惑と動きが交錯するユーロだが、今週のユーロの動きとしては、まずイタリア国債の入札状況をチェックしておきたい。イタリアもギリシャと同様、「最悪、デフォルトか"」と言われているが、イタリア国債を投資家がどう判断するのか、入札状況を見ることで多少は見えてくるかもしれない。

もう1つ、ギリシャに対する支援もチェックしておこう。ギリシャへの第6次融資はすでに用意されているが、それが予定通り実施されるかが不透明なのだ。

EU圏や支援国などは、融資を実行する条件として、一定の財政目標をギリシャに課している。目標を達成できるかどうかに関しては、当事国であるギリシャだけでなく、IMFも調査に加わる。仮に目標達成が難しいとされれば、支援の施行に遅れが出る可能性があり、より一層、ユーロへのリスクが高まることだろう。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
日本円は外的要因に振り回されそうだ…


<ポイント2>
FOMCで緩和策が織り込まれるのか"


<ポイント3>
ギリシャの財政目標は達成されるのか"



日銀単独での介入に否定的な見方が多い中、スイスも介入に乗り出したことから、日銀にも一定の理解が得られそうな感じがします。

もちろん、日銀による単独介入だけでは効果は薄いのですが、世界的に大きく動く為替市場の中で、何か「渾身の一滴」と言えるタイミングでの介入は面白いでしょう。


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