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76円を継続的に割り込んだら…

いやはや、今週も日本円に資金が集まりそうは気配ですね。ドル円、ユーロ円に関しても「円高注意報」が発令されています。むしろ、ドル円に関しては「円高警報」に近いのでは"とまで感じてしまいます。そんな今週前半の為替展望をチェックしていきましょう!



それでは、9月25日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきます。


76.54〜76.56 トレンド状況:ニュートラル


それでは、今週前半の海外専門家のコメントをチェックしていきましょう。

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■為替分析家「イリア・スピヴァック氏」のコメント■

今週前半の豪ドルは、非常に上値の重たい展開となるだろう。先週末、豪ドルはユーロのリスクを受けて対日本円で大きく値を下げたが、今週前半でその分を取り戻すことは難しそうだ。

やはり、ギリシャ問題におけるユーロのリスクが最も大きな要因と言えるだろう。ギリシャのデフォルトは、もはや「織り込み済み」となっているため、デフォルトを想定内としての投資家の動きが活発化している。またその意味では、ユーロリスクに対する警戒が少し和らいだ感はあると言えるかもしれない。しかし、解決に長い時間がかかることは間違いなく、それが豪ドルの上値を重たくしているのだ。

さらに、最近の豪ドルはアジアの高金利通貨との連動性を強める傾向にあるが、欧州懸念からのリスク回避を目的として、アジアの高金利通貨から米ドルに資金が流れる傾向にもある。これも、豪ドルの対主要通貨での上値を重たくする1つの要因と言えるだろう。



■為替分析家「ジョン・キックライター氏」のコメント■

円買い圧力が増しそうな1週間となるだろう。まずはユーロのリスクから非難する資金が日本円に流れてくる。スイスフランも安全な資産と言えるが、スイスは「無制限で介入を行う」と強く宣言しているため、それよりも弱腰な日本円に資金を避難させる動きが活発化する可能性が高い。

もう1つ、日本国内では日本企業の中間決算に向けた外貨建て資産を売却する動きも活発化している。つまり、非難してきた外国勢の資金と、日本に戻ってきた日本勢の資金のダウぶるパンチで、円が買われる展開となっている。

さて、今後に向けて気を付けておきたいのは、75円台中盤に大量に入っていると思われるオプション・トリガーだ。ここにはまると一気に円高トレンドが加速する可能性があるため、今週前半の円買い圧力にはぜひとも注意しておきたい。



■為替分析家「マイケル・ライト氏」のコメント■

豪ドルの利上げ観測が後退したのはつい最近のことだが、それと同様に、カナダドルの利上げ観測も後退しそうだ。

カナダは、原油高などの資源価格の上昇を受け、為替市場では安定した動きを見せていた。しかし、実質経済での混乱も多く見られるため、その安定化に向けて「利下げ」を行う可能性が急浮上したのだ。

結果、対主要通貨、特に超低金利の対米ドルと日本円で下げる傾向にあり、この下げ圧力は、資源価格の上昇による上げ圧力よりも大きいと推測出来る。したがって、今週前半はもちろん、後半にかけてもカナダドルが大きく対主要通貨で値を上げる可能性は低いと見て良いだろう。


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いかがでしょうか"色々なコメントが発表されているのですが、ポイントを以下にまとめるとこうなります。


<ポイント1>
豪ドルは上値が重たい1週間となりそうだ


<ポイント2>
ドル円、75円中盤に「円買いトリガー」が大量に入っている可能性あり


<ポイント3>
カナダドルの利上げ観測も後退している


このようになります。それでは、アメリカ国内で公表されている、今週の主要通貨の分析を紹介していきます。

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□■日本円■□

今週前半は、日本と海外の両方の資金が円に流れ込んでくるため、極めて円高圧力が高くなる可能性がある。したがって、まずは「円高圧力の上昇」を見込んだポジションを念頭に入れておこう。

しかし、ここで気になるのが「介入懸念」である。今週の日本円に関しては、「円高圧力VS介入懸念」の攻防戦になると考えて良い。

特に、75円中盤辺りに円買いのオプションが大きく入っていることを考えると、76円をボーダーラインとした介入決戦が行われる可能性がある。つまり、継続的に76円を割り込む日が続くのであれば、より一層の介入懸念が見られるということだ。もちろん、現実的に介入が行われる可能性も大きく残されており、世界からの非難を受けようとも、日銀が強い行動に出るのか、その辺りに注目しておきたい。



□■米ドル■□

就任時、「ヘリコプター・ベン」と揶揄されたバーナンキ議長がFOMCの記者会見で何を述べるのか、ここに注目しておきたい。

欧州危機の影響を受けて、米ドルにも多くの資金が流入している。結果、新興国の通貨が対米ドルで大幅に下げる傾向にあり、インドやロシアなど、自国通貨の買い介入で通貨防衛を目論んでいる。

この流れは、日本円やスイスフランとは全く逆の発想にある。フランや円は、自国通貨を売ることで通貨高を防いでいるのだが、新興国の場合、自国通貨を買うことで下落を防いでいるのだ。先週末から今週前半にかけて、大きく舵が切られたということだろう。

さて、今週前半の米ドルは、対ユーロでは上昇傾向、対円では下落傾向にあると考えられる。特に対円では、大きく下落する可能性があるため、日銀の介入とも照らし合わせて取引を行っておきたい。



□■ユーロ■□

ギリシャのデフォルトが、もはや既定事実であるかのように報道されているが、確実にデフォルトを引き起こすとは言い切れない。確かに、デフォルトを起こす可能性は極めて高いだろう。しかし、先日のG20でも「何としてでも欧州不安(ギリシャ問題)を解決する」としており、なおかつ、来月10月中盤に行われる次回の議会までに一定の方向性を示すよう、期限まで設定したのだ。

G20において、具体的な期限を設定するのは極めて異例と言える。それほどまでに欧州リスクがひっ迫しているという証拠なのだが、改めて、世界各国に欧州リスク解決の要請と協力を求めた格好だ。

今後、世界がタッグを組んで欧州懸念の解決に取り組むなら、支援の投入に一歩前進することになり、デフォルトの可能性も少し交代する可能性がある。

現時点では、上記の通りデフォルトの可能性は高いと言わざるを得ないだろう。しかし、100%と決め付けるのも拙速と言える。IMFやEU連合の動向はもちろん、日米が欧州懸念にどう取り組もうとしているのか、ここにも注目しておきたい。


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いかがでしょうか"上記の3大通貨分析をまとめると、以下のようになります。


<ポイント1>
ドル円、継続的に76円を割り込めば、
円売り介入の可能性も現実味を増すと思われる


<ポイント2>
新興国通貨の対米ドルでの下落が顕著だ


<ポイント3>
G20が設定した期限までに、ギリシャ支援への前進が見られるのか"



今週も案の定、円に資金が集まりやすい格好ですね。現時点では協調介入の可能性は「ほぼ0%」と言えますが、一部報道では、先日の野田首相とオバマ大統領の会談で、オバマ大統領が「日銀による単独介入を容認した」とも言われています。

「協調は無理だけど、単独なら文句は言わない」という意味でしょうが、この報道が事実なのかどうか、実際に介入が行われるタイミングにも影響してきそうです。また、介入が行われた後にアメリカから文句が出なければ、ECBのトリシェ総裁も文句を言いにくくなると思われます。


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