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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

9日の日本発の重要指標を紹介&分析!

日本円は独自要因の少ない通貨だと言われていますが、それでも世界に対して強い影響力を持った指標は存在しています。9日には、そんな指標の3つが発表されますので、ぜひ確認して相場の行方をチェックしておきましょう!


まずは8月8日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


85.38〜85.42 トレンド状況:ニュートラル


日本円は「独自要因の少ない通貨」と言われていますが、独自要因が全くないわけではありません。日本も経済大国ですので、世界中の投資家が注目する指標があるのです。

そのうちの3つが、今夜に発表されることになります。さっそく、予想値と合わせて確認していきましょう!


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■8月9日の重要指標■

それでは、8月9日に発表される重要指標を確認していきましょう(時刻は日本時間です)。


☆日本:6月国際収支(8:50)
☆日本:7月景気ウォッチャー調査<現状判断DI>(14:00)
☆日本:7月景気ウォッチャー調査<先行き判断DI>(14:00)


いかがでしょうか?それでは、1つ1つの指標を詳しく見ていきます。


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■6月国際収支■

前回:+3910億円 今回予想値:+7840億円

発表日時:8月9日8:50


日本の国際収支は、たしかに重要指標ではあるのですが、「最重要視される存在ではない」というのが一般的な見方です。

しかし、リーマンショック以降の輸出の不振などを考えれば、現時点では国際収支の回復は日本の市場に大きな恩恵をもたらします。アメリカの経済回復の遅れが見られることから、6月国際収支に注目している投資家も多いのです。

ただし、同日の14:00には「景気ウォッチャー」が発表されます。こちらも重要な指標であることから、「国際収支の改善⇒すぐに相場に反映」とはいかないかもしれません。景気ウォッチャーの発表が出るまで、様子見が起こる可能性が高いでしょう。

また、たとえ国際収支が予想通りに改善されたとしても、週末の米雇用統計が投資家の不安を招いているため、市場関係者の中では、「週明けはドル安からスタートする可能性が高い」という意見も聞かれます。


■7月景気ウォッチャー調査<現状判断DI>■

前回:47.5 今回予想値:48

発表日時:8月9日14:00

日本円は独自要因の少ない通貨と言われていますが、それでも日本は経済大国であり、影響力を持った指標もあるのです。

その1つが、14時に発表される「景気ウォッチャー<現状判断DI>」なんですね。

景気ウォッチャーとは、景気に敏感な職種についている人、たとえば百貨店の従業員やタクシードライバー等がそうなのですが、これらの仕事をしている1500人を対象に、アンケートを取るものです。

50」のラインを基本として、それを下回れば「景気が悪い」であり、50を超えれば「良くなってきている」ということになります。

机の上ではじき出されたデータではなく、まさに庶民感覚によるデータですので、非常に私たちの生活に密着したデータと言えるでしょう。当然、多くの投資家がこのデータを重要視することになります。

今回の予想値では、50は下回っているものの、「わずかな改善」が予想されています。これをさらに超えて「50以上」になれば、投資家心理を大きく動かすことになるでしょう。


■7月景気ウォッチャー調査<先行き判断DI>■

前回:48.3 今回予想値:48.8

発表日時:8月9日14:00

景気ウォッチャーには、「現状DI」と「先行きDI」の2種類があります。「現状DI」が「現時点での景況感」を表したデータであるのに対し、「先行きDI」は「今後の回復をどう思うか?」の景況感になります。

こちらも、「50」を基準のラインとして、それを超えれば「先行きは明るい」であり、下回れば「先行きは暗い」ということになります。

「現状DI」と同じように、今回の「先行きDI」もわずかな改善が予想されています。ほぼ50のラインに近付いていることから、「50を超えるのかどうか?」が大きな焦点になるでしょう。

先週末の米雇用統計の結果が思わしくなかったことから、ここに大きな改善が見られれば、さらにユーロや円に資金が流れる可能性が高くなります。

つまり、「対米ドルでは円高が進むものの、それに伴うユーロ安は進みにくい」という、まさに「米ドルの一人負け」が見られる可能性があるのです。


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それでは、上記の重要指標のまとめを少ししておきましょう。


<ポイント1>
発表される指標と発表時刻
☆日本:6月国際収支(8:50)
☆日本:7月景気ウォッチャー調査<現状判断DI>(14:00)
☆日本:7月景気ウォッチャー調査<先行き判断DI>(14:00)

<ポイント2>
国際収支(貿易収支)に関しては、それなりに大きな改善が予想されている

<ポイント3>
景気ウォッチャーは、50のラインに近いところで改善の予想が出ている

<ポイント4>
資金が円とユーロに流れると、ユーロ円に大きな動きはないものの、
米ドルが対円とユーロで下落し、一人負けする可能性がある


先週末に米雇用統計が発表されてから、非常に多くの相場予想が飛び交っており、情報収集と整理が難しい状況になっていますが、「米ドルの一人負け」の可能性は無視できないでしょう。

また、それに伴って、オーストラリアに資金が流れる可能性も無視できません。9日の日本の指標次第では、「世界3大通貨に大きな魅力がないので、南半球に資金を移動させます」という動きが加速するかもしれないのです。


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