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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

アメリカの「無策ぶり」は続くのか!?

8月10日、FOMCで金利据え置きが発表されましたが、それ以外の注目ポイントも見当たりませんでした。そんなFRBに対して、「無策を続けるのか!?」という投資家からの風当たりが強くなっています。

そんな無策から脱却できるかどうか、今夜の「貿易収支」に着目し、また、明日12日にオーストラリアで発表される重要指標につても確認しておきましょう!

それでは、8月11日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


85.22〜85.27 トレンド状況:やや強気


8月10日のFOMCで、アメリカの金利の据え置き(0.25%)が決定しました。それ以外にも注目すべきポイントがなかったため、「アメリカの無策」が露呈し、それに伴う円買いが加速しました。

「ドル弱り」が徐々に世界中に浸透する中、今夜と明日に発表される重要指標を確認していきましょう。


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■8月11日と8月12日の重要指標■

それでは、8月9日に発表される重要指標を確認していきましょう(時刻は日本時間です)。


☆アメリカ:6月貿易収支(8月11日・21:30)
☆オーストラリア:7月失業率(8月12日・10:30)
☆オーストラリア:7月新規雇用者数(8月12日10:30)


ではさっそく、1つ1つの指標を詳しく見ていきます。


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■アメリカ:6月貿易収支■

前回:−423億ドル 今回予想値:−423億ドル

発表日時:8月11日21:30


冒頭で紹介した通り、8月10日のFOMCにおいて、アメリカの金利据え置き(0.25%)が発表されました。

金利据え置きは誰もが予想した通りなのですが、「それ以外に注目すべき発言や対策がなかった」というのは大きいでしょう。

最近、FRBの無策が指摘されており、今回もその「無策ぶり」が露呈した結果となりました。これを受け、上昇ムードを失ったドル市場は大幅に下落し、引き揚げられた資金が円に向かっています。85円台前半で推移しているのはそのためです。

そして、もう1つのポイントが今夜に発表されます。それが「6月貿易収支」なのですが、発表が「21:30」とNY市場のオープン直前であることから、この指標次第で今夜のドル円が大きく動く可能性があります。

市場関係者の中には、「ドルの弱みが増しており、いつでも84円台に突入する可能性が出てきた」と分析する方も多いのですが、貿易収支が悪ければ、まさに「84円台」に現実味が出てくるでしょう。ドル買いのポジションを持っておられる方は要注意です。



■オーストラリア:7月失業率■

前回:5.1% 今回予想値:5.1%

発表日時:8月12日10:30


経済回復の遅れが深刻化しているアメリカの「一人負け」を受け、引き揚げられた資金が円やユーロに向かっているのですが、オーストラリアへの資金流入も始まっています。

円買いやユーロ買いも進む中、進み過ぎることも懸念されています。したがって、一定量の資金が南半球に流れ込みやすいのですが、明日、12日の失業率には注目しておきましょう。

オーストラリアは、主要国の1つでありながらも、豪ドルは対円で乱高下を見せる傾向にあります。したがって、失業率のような重要指標の影響も大きく、ぜひともチェックしておきましょう。

なお、予想値が前回発表と同じであるため、発表後、上と下のどちらに抜けるかが予想しにくい状態となっています。発表後の動向を確認してからポジションを建てた方が安全と言えるでしょう。



■オーストラリア:7月新規雇用者数■

前回:+45.9千人 今回予想値:+20.0千人

発表日時:8月12日10:30


こちらも、豪ドルの動向を左右する重要指標の1つです。新規雇用者数は、失業率と並んで、「どれくらいの雇用があるのか?」の目安を知る上で「信頼性のあるデータ」と言えます。

上で紹介した失業率の予想値が、前回発表の数値と同じであるため、失業率だけでは「上or下」のどちらに抜けるかが予想しにくい状況になっています。その場合、発表後の動向を見てからポジションを建てた方が安全なのですが、新規雇用者数も1つの判断材料として考えておきましょう。

今回の予想値が前回より下回っていることから、失業率の回復がない限り、豪ドル売りが進むかもしれません。売られた資金は円やユーロに向かいやすいですので、その点も注意しておきましょう。

なお、豪ドル売りが進んだ場合は、スワップポイントの新規ポジションを建てるタイミングと言えます。円高時に建てた方が、最終的な変動差益も狙えますから。


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それでは、上記の重要指標のまとめをしておきましょう。


<ポイント1>
発表される指標と発表時刻
☆アメリカ:6月貿易収支(8月11日・21:30)
☆オーストラリア:7月失業率(8月12日・10:30)
☆オーストラリア:7月真意雇用者数(8月12日10:30)

<ポイント2>
米雇用統計に大きな動きがなかったことから、
今夜の貿易収支に大きな注目が集まっている

<ポイント3>
オーストラリア失業率は、前回発表と今回の予想値が同じであるため、
失業率が発表されてからポジションを建てた方が安全である

<ポイント4>
豪ドル売りが進んだ場合(円高になった場合)、
スワップポイントの新規ポジションを建てるのに有利

まだまだアメリカの経済回復が遅れており、まさに「米ドルの一人負け」が続いていますが、そんな時こそ他の主要国の指標も重要になってきます。

普段、あまりオーストラリアの指標に関心がない人も、アメリカが「グダグダしている間」こそ大きなチャンスなのです。ぜひ上記の指標に注目して、「賢い資金移動⇒利益」を狙っておきましょう!


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