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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

8月16日は重要指標が目白押し!

明後日8月16日には、アメリカ・ユーロ圏・日本の「世界3大市場」を抱える国や地域で、非常に重要度の高い指標が発表されます。午前8:50の、日本の「第2四半期実質GDP」から始まり、ユーロ圏の「消費者物価指数」、アメリカの「対米証券投資」など、今後のドル買いが進むかどうかも注目されますので、ぜひチェックしておきましょう!

それでは、8月14日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


86.29〜86.30 トレンド状況:やや強気


週末にかけて円高がやや一段落し、一時86円台後半まで円が売られました。最近は円高と言うより、ドル安とユーロ安が相対的に円を高くしている印象しかありませんが、投機の「売り攻勢」が今後いつ始まるのかに関しては、まだ大きな不安要素と言えます。

週明けの16日には、日本とアメリカ、またユーロ圏でも重要指標が発表されますので、ぜひチェックしておきましょう!


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■8月16日の重要指標■

それでは、8月16日に発表される重要指標を確認していきましょう(時刻は日本時間です)。


☆日本:第2四半期実質GDP前期比(8:50)
☆ユーロ圏:7月消費者物価指数前月比(18:00)
☆アメリカ:8月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
☆アメリカ:6月対米証券投資(21:30)


それでは、1つ1つの指標を詳しく見ていきます。


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■日本:第2四半期実質GDP前期比■

前回:+1.2% 今回予想値:+0.6%

発表日時:8月16日8:50

日本の独自要因としては最も重要な指標の1つです。GDPは国の成長を表した数値ですので、世界中の投資家が注目する指標でもあります。

GDPに関しては、主に株式の世界に大きな影響を与えますが、当然、為替の世界にも連動して大きな影響が見られます。

すでに前回値より悪い数値が予想として発表されているため、さらに悪い結果が出ると、その影響はさらに大きくなることが予想されます。市場オープン直前の発表であるため、予想に自信のない方は発表後にポジションを建てた方が良いでしょう。



■ユーロ圏:7月消費者物価指数前月比■

前回:0.0 % 今回予想値:−0.4%

発表日時:8月16日18:00

消費者物価指数を簡単に説明すると、「物価がどのように推移しているか?」ということになります。私たち消費者が日常的に購入する商品やサービスなどが調査委の対象となります。

たとえば食品や衣類ですね。また、水道代や電気代などの生活インフラにかかる費用も調査対象となります。さらに、医療サービスや電車・バス・タクシーなどの輸送サービスの費用も含まれます。

今回のユーロ圏の消費者物価指数(予想値)を見てみると、前月比で「−0.4%」となっています。つまり、前月よりわずかに物価が下落していることがわかります。いわゆる、日本でも問題になっている「デフレ傾向」が見られるのですが、発表が取引途中の時間であることから、明日、ユーロ円等で取引をされる方はご注意ください。



■アメリカ:8月ニューヨーク連銀製造業景気指数■

前回:5.08 今回予想値:8.30

発表日時:8月16日21:30

あまり聞きなれない指標かもしれませんが、このところ、「景気の先行き感」を見る上で重要視されつつある指標です。

アメリカ国内に12ある連邦銀行のうち、ニューヨーク連銀が発表する指標で、ニューヨーク内の製造業の景況感を示した指標だと考えておきましょう。「良くなっている」の回答から「悪くなっている」の回答を差し引いた数が公表されるため、前回値よりも数字が大きいほどに景気の回復が見られるということになります。

また、その後に発表される「フィラデルフィア連銀景況指数」の先行指標としても注目されており、ニューヨークの景況感が、その後のアメリカ全体の先行き感を表すと言っても過言ではないのです。



■アメリカ:6月対米証券投資■

<ネット長期TICフロー>前回:+354億ドル 今回予想値:+457億ドル
<ネットTICフロー>前回:+175億ドル 今回予想値:+400億ドル

発表日時:8月16日21:30

こちらもあまり聞かない指標かもしれませんが、非常に重要度の高い指標ですのでチェックしておきましょう。

「対米証券投資」とは、まさにその名の通り「海外から、どれだけアメリカの証券にお金が流れたか?」を表した数字です。つまり、アメリカの株式や債券などに、海外から入ってきたお金を表したものなんですね。

この数値が高いと、当然ですが「アメリカへの投資意欲が大きい」という投資家心理の表れになり、為替の世界にも大きな影響を与えることになります。つまり数値が伸びると、それだけ「ドル買いの材料になる」ということなのですね。

今回の予想値は、前回値よりも大きくなっているため、ドル買いの材料としては「うってつけ」です。したがって、さらに予想を上回ると、ドル買いが進行して昨今の円高も一段落する可能性があります。


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それでは、上記の重要指標のまとめを少ししておきましょう。


<ポイント1>
発表される指標と発表時刻
☆日本:第2四半期実質GDP前期比(8:50)
☆ユーロ圏:7月消費者物価指数前月比(18:00)
☆アメリカ:8月ニューヨーク連銀製造業景気指数(21:30)
☆アメリカ:6月対米証券投資(21:30)

<ポイント2>
日本のGDP予想は、前回値より下回りそうだ

<ポイント3>
ユーロ圏の消費者物価指数は、取引時間内に発表されるため、
取引時間内に大きく変動する可能性がある

<ポイント4>
ニューヨーク連銀の製造業景況指数は、
その後のアメリカ全体の景況感の先行指標として注目されている

<ポイント5>
対米証券投資の予想は、前回より改善される数字となっているため、
ドル買いの材料が1つ増える可能性が高い


さて、このところのアメリカに明るい兆しは見えなかったのですが、景況感はまだまだ悪いものの、対米証券投資の数値が改善されそうな気配であることから、ドル買いの動きに注目しておきましょう。

なお、アメリカの為替アナリストの間では、「ドル買いの進行度によって、ドル円でのレジスタンスが崩れるかどうかが決まる」という話も出ています。ぜひ注視しておきましょう!


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