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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

アメリカに明るい材料が見えたぞ!

このところ、日本にとって世界の指標は辛いものでした。主要国の指標が悪くなれば、それだけで円買いが進み、世界の経済回復の遅れを日本が尻拭いしている恰好だったのです。
しかし、今週のアメリカを見れば、なかなか明るい材料が目白押しです。さっそく、重要指標の数々を紹介&分析していきましょう!




それでは、9月19日現在の「米ドル/日本円」の状況から確認していきましょう。


85.76〜85.77 トレンド状況:ニュートラル


日本の単独介入が行われて以降、相場を大きく動かす投機筋は「機会を狙っている=様子見をしている」という状況であり、今後の激しい動きがどっちになりそうなのか、まさに最大の注目ポイントと言えるでしょう。

そんな中、今週はアメリカで明るい指標が多く発表されます。その中でも特に改善傾向が強く予想される重要指標を紹介していきましょう。

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■9月21日〜24日の重要指標■
(時刻は日本時間です)



★アメリカ:8月住宅着工件数(21日・21:30)
★アメリカ:FOMC政策金利(22日・3:15)
★アメリカ:8月中古住宅販売件数(23日・23:00)
★アメリカ:8月中古住宅販売件数前月比(23日・23:00)
★アメリカ:8月新築住宅販売件数(24日・23:00)
★アメリカ:8月新築住宅販売件数前月比(24日・23:00)


今回はアメリカ・オンリーの指標紹介になりますが、さっそく1つ1つを詳しく見ていきます。


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■アメリカ:8月住宅着工件数■

前回:54.6万件 今回予想値:55.0万件

発表日時:9月21日21:30

建設業界は、どの国でも景気の直近を表す「バロメータ」と言われています。つまり、景気の影響をモロに&すぐに受ける業界なんですね。

その意味では、住宅着工件数の改善は大きな買い材料となります。「直近の景気が回復し始めている」と言えますからね。今回の予想は、数字だけ見れば僅かな改善ですが、これまでの住宅着工件数の推移から考えれば、とても大きな一歩となる可能性があります。

相場をにらんだまま、次の動きを模索している投機筋に対して、「ドル買いかな…」と思わせる最初のジャブになり得る指標と言えるでしょう。



■アメリカ:FOMC政策金利■

前回:0.25% 今回予想値:0.25%

発表日時:9月22日3:15

「改善に好感が持てる」という指標ではありません。予想値は前回と同じですし、この予想に違いはないでしょう。ただし、注目はその時に発表される様々なコメントです。

今週、アメリカには好印象が持てる指標が多くあるのですが、それを受けて、強気でポジティブなコメントも期待できます。もちろん、それと同時に日本への介入阻止に向けた「威嚇(いかく)」もあるでしょうが、それをいちいち気にするほど市場は単純ではありません。

市場の日本の介入における反応は、冷やかでも歓迎的でもなく、「さ〜て、次はいつになるのかな…"」というものなのです。また、野田財務大臣も「近いうちに再介入を行う用意がある」とも受け取れるコメントを残しており、一気にドル買いが進む可能性も視野に入れておきましょう。



■アメリカ:8月中古住宅販売件数■

前回:383万件 今回予想値:410万件

発表日時:9月23日23:00

大幅な改善です。非常に好感が持てる指標と言えるでしょう。住宅販売は、そこから波及する影響が非常に大きいものです。家が売れなければ家具も売れませんし、その他の生活用品も売れません。

つまり、住宅が多く売れてこそ、それ以外の生産業界が盛り上がる傾向にあり、また、自動車関連の数値も改善しやすくなります。

今回、30万件程度の改善が予想されており、さらに予想以上の改善が見られれば、ここでも大きくダウ平均や米ドルが買われる可能性があります。



■アメリカ:8月中古住宅販売件数前月比■

前回:−27.2% 今回予想値:+7.1%

発表日時:9月23日23:00

超大幅な改善」と言うに相応しいでしょう。上記の販売件数も大きな改善でしたが、それを前月比で見ると、いかに大きく回復しているかがよく分かります。これだけでも、予想通りの発表になれば「アメリカ経済に大きな明るい兆し」が見えることは確実です。

ただし、指標の予想値には「改定値」と呼ばれるものがあり、発表直前になって再調査を行い、その時に予想値と大きく違う数字が出れば、改定値として予想値を再発表するのです。

今回、前回発表よりもかなり大きな改善が予想されていますが、このような場合は改定値が出るケースも珍しくありません。直前にもう一度、チェックした方が良いと言えるでしょう。



■アメリカ:8月新築住宅販売件数■

前回:27.6万件 今回予想値:29.5万件

発表日時:9月24日23:00

中古住宅関連の指標が発表された24時間後には、今度は新築住宅関連の指標が発表されます。前述の通り、住宅関連の指標はその他の業界にも大きな影響を与えます。

とくに、新築住宅関連の指標に改善が見られると、「雇用の改善」に大きな期待が生まれることになり、アメリカ経済の回復の遅れの「象徴」となっている失業率の高さにも、一定の歯止めがかかる期待が持てます。

事実、新規失業件申請件数も改善する予想が出ており、この流れが今後も続けば、「アメリカ経済の回復⇒日本経済への負担軽減」という図式が生まれる可能性があります。投機筋の無茶な円買いの動きのストップにも、大きな期待が持てるでしょう。



■アメリカ:8月新築住宅販売件数前月比■

前回:−12.4% 今回予想値:+6.9%

発表日時:9月24日23:00

先ほどは新築住宅の「販売件数」の指標でしたが、その数値を前月比で確認してみると、かなり大幅な改善が予想されています。マイナスの数値から一気にプラスに転じており、改善率は「19.3%」となっています。これは、まさに驚異的な改善と言っても過言ではないでしょう。

先ほどから何回も解説していますが、住宅関連の指標はその他の業界に大きな影響を与え、また、新築関連の指標の改善は、失業率の改善と結びつきやすい傾向にあります。

したがって、次回のアメリカ失業率に改善が見られるならば、市場も「おやっ"経済回復がスピードアップしてきたぞ…」と感じるようになるでしょう。もちろん、日本経済にとっても好印象です。現在の無茶な円買いを止める協調的で安全な方法が「アメリカ経済の回復」である以上、アメリカ経済の回復は、私たち日本人も喜ぶべきことなのです。


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それでは、上記の重要指標のまとめを少ししておきましょう。


<ポイント1>
発表される指標と発表時刻
★アメリカ:8月住宅着工件数(21日・21:30)
★アメリカ:FOMC政策金利(22日・3:15)
★アメリカ:8月中古住宅販売件数(23日・23:00)
★アメリカ:8月中古住宅販売件数前月比(23日・23:00)
★アメリカ:8月新築住宅販売件数(24日・23:00)
★アメリカ:8月新築住宅販売件数前月比(24日・23:00)


<ポイント2>
アメリカの指標に好感が持てるものが多い


<ポイント3>
大幅な改善が見られる指標の改定値には要注意


<ポイント4>
住宅関連の指標に大きな改善が見られることから、
次回のアメリカ失業率の発表が楽しみと言える

さて、このところの世界の主要国の指標は、どうしても円買いを加速させそうなものが多く、日本にとっては不利になるものが多かったのです。

しかし、そんな中で久しぶりに交換の持てる指標がアメリカでは多く見られそうな1週間となりそうです。ドル円で取引されている方は、ぜひともチャートに貼り付いておきましょう(笑)


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