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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

今週前半はユーロ&ポンド、後半は米ドルで!

今週の後半は、アメリカで数多くの重要指標が発表されますが、明日(12日)と明後日(13日)はユーロ圏を中心とした重要指標が発表されます。デイトレ派の中には「ポンド好き♪」という方も多いと思いますが、イギリスでは「マイナス材料」が目立っている格好です。さsっそくチェックしていきましょう!



それでは、10月11日の「日本円/米ドル」の状況から確認していきましょう。


81.97〜81.99 トレンド状況:ニュートラル

本日(10月11日)、日本は祝日ですが、海外は平日であるため、世界各国の市場では為替取引が行われています。今朝のシドニー市場では、「ドル売り・円買い」の流れが加速し、一時81円台前半にまで円高が進行しました。

さて、今週の重要指標ですが、明日と明後日(12日&13日)はユーロ関連(&日本)、後半(14日&15日)はアメリカで多くの重要指標が発表されます。

そこで、前半の「ユーロ戦」を有利に進めるための指標分析をしていきましょう!

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■10月12日〜10月13日の、日本とユーロ圏の重要指標■
(時刻は日本時間です)



★ドイツ:9月消費者物価指数前月比&前年比(12日15:00)
★英国:9月消費者物価指数前月比&前年比(12日17:30)
★英国:9月小売物価指数前月比&前年比(12日17:30)
★日本:8月機械受注指数(13日8:50)
★英国:9月失業者数推移(13日17:30)


それでは、1つ1つの指標を詳しく見ていきます。

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■ドイツ:9月消費者物価指数■

前月比 前回:−0.1% 今回予想値:−0.1%
前年比 前回:+1.3% 今回予想値:+1.3%

発表日時:10月12日15:00

アイルランドやスペインなどの危機が発覚し、「ユーロ危機の再燃か!"」と叫ばれる中、ユーロ全体を引っ張っている国、それがドイツです。ギリシャ問題に端を発した欧州危機からの経済回復も早く、「ドイツがいなければ、今のユーロはどうなっていたか…」と言えるほど、現在のユーロにとってドイツは重要な国なのです。

ドイツがユーロ全体を引っ張っている存在である以上、ドイツの指標に注目が集まるのは当然です。そして12日(15:00)、重要指標の1つである「消費者物価指数」が発表されます。消費者物価指数は、インフレorデフレの推移をみる上で欠かせない指標であり、世界各国で重要視されるものです。

今回、前月比&前年比ともに変わらない予想が出ていますが、「変わらない=チェックする必要はない」と考えないようにしてください。皆さんもご存知の通り、現在のユーロ圏には大きなリスクがあります。その中で、「マイナスにならず、ゼロに留めた」は大きいでしょう。為替市場にそれほど大きな影響を与えるとは考えられませんが、少なくとも、心理的にはポジティブに受け止めて良さそうです。



■英国:9月消費者物価指数■

前月比 前回:+0.5% 今回予想値:0.0%
前年比 前回:+3.1% 今回予想値:+3.1%

発表日時:10月12日 17:30

イギリスは、独自通貨のポンドを採用していますが、欧州連合には加盟しており、また、ヨーロッパの経済中心国の1つであることから、ドイツと同様、イギリスの動向もユーロに大きな影響を与えます。先ほども説明しましたが、消費者物価指数はインフレorデフレを見る上で重要な指標であり、上記のドイツは前月比と前年比ともに「変わらない(心理的にはポジティブに考えてOK)」でしたが、イギリスの場合、前月比で悪化する予想が出ています。

しかし、前年比では変わらない予想が出ていますので、前月比の悪化が市場に大きな影響を与えるとはあまり考えられないでしょう。指標発表直前や直後は、相場が細かく変動する可能性はありますが、ポンド円、ユーロ円に関しては、この指標で大きく針が動くということはないと思われます。

ただし、ポンドやユーロの対米ドルでの相場は要注意です。最近は外貨同士のポジションを建てている方も多いと思いますが、ポンドやユーロは、日本円と同様に対米ドルで大きく値上がりしていますので、ポンドドルorユーロドルなどで取引をされている方は要注意です。



■英国:9月小売物価指数■

前月比 前回:+0.4% 今回予想値:+0.1%
前年比 前回:+4.7% 今回予想値:+4.4%

発表日時:10月12日 17:30

上記で紹介した「消費者物価指数」と同時刻に、「小売物価指数」も発表されます。小売物価指数は、消費者物価指数の「子供」のようなものであり、サービスの値段なども含む消費者物価指数と違い、「小売される商品」のみに対象を絞った物価推移を示した指標です。

小売物価指数は、普段はそれほど重要視されるものではありません。しかし、ユーロ圏のリスクが叫ばれる中、それでも対米ドルで大きく上昇しているという、少し不均衡な相場変動が見られるため、普段はあまり重要視されなくても、今回はしっかりとチェックしておいた方が良さそうです。

特に今回は、前月比と前年比ともに悪化する予想が出ていますので、ポンドの対ユーロや米ドル、あるいは対円でも細かく変動する可能性があるでしょう。とくに、対米ドルでの動きは要注意です。米ドルは、円だけでなく対ポンドでも異常なほどの下落を見せていますので、今回の指標の悪化で、米ドルが強みを見せるかどうかが大きな焦点になりそうです。「ポンド/米ドル」で取引されている方は必ずチェックしておきましょう。



■日本:8月機械受注指数■

前月比 前回:+8.8% 今回予想値:−3.9%
前年比 前回:+15.9% 今回予想値:+8.7%

発表日時:10月13日 8:50

技術大国である日本にとって、機械受注指数は非常に重要視されます。とくに、日本の工業機械は世界にも輸出されていますので、この指標が悪化すれば、日本経済にも大きな影響を与えます。もちろん、投資家心理も大きく揺さぶられることでしょう。

今回、前月比と前年比ともに、悪化する予想が出ています。とくに前月比の下落率は大きく、これに不安を覚える投資家も多いことでしょう。しかし、「日本が悪化する予想なので、これで円買いがストップするのでは"」と考えてはいけません。ごく一時的なストップはあるかもしれませんが、アメリカ経済は、日本以上にボロボロ状態なのです。たとえ、今回の機械受注指数が悪化しようとも、それをはるかに上回るほどにアメリカ経済が不調であることを知っておきましょう。したがって、これで円買いにストップがかかるとは全く考えられず、ドル円に大きな影響は出ないと考えられます。

ただし、対ユーロとポンド、また対豪ドルでは一時的に大きく動く可能性がありますので、米ドル以外の通貨で取引をされている方は注意しておきましょう。



■英国:9月失業者数推移■

前回:2.3千人 今回予想値:4.5千人

発表日時:10月13日 17:30

上記で解説したように、イギリスは独自通貨のポンドを採用していますが、欧州連合に加盟しており、ドイツと並んでユーロ圏の経済中心国なのです。したがって、イギリスの動向がユーロに与える影響は大きく、「私はポンドで取引していないから関係ありません」と考えるのは止めておきましょう。

「失業者数推移」は、失業率ほどスポットライトの当たる指標ではありませんが、失業関連の指標はやはりチェックしておくべきと思われます。特に、上記で紹介したイギリスの「消費者物価指数(前月比で悪化予想)」と「小売物価指数(前月比&前年比の両方で悪化予想)」の両方で悪化する予想が出ていますので、それにプラスして失業者推移も悪化するとなると、合わせ技でポンドやユーロにとってマイナス材料になってしまいます。

ポンドも、米ドルほどではないのですが、対円でポンド安が進行しています。したがって、この指標の発表前後には対円で下落する可能性があり、また、対ユーロでも弱みを見せる可能性があります。ポンドで取引されている方は必ずチェックしておきましょう。


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それでは、上記の重要指標のまとめを少ししておきましょう。


<ポイント1>
発表される指標と発表時刻
★ドイツ:9月消費者物価指数前月比&前年比(12日15:00)
★イギリス:9月消費者物価指数前月比&前年比(12日17:30)
★イギリス:9月小売物価指数前月比&前年比(12日17:30)
★日本:8月機械受注指数(13日8:50)
★イギリス:9月失業者数推移(13日17:30)


<ポイント2>
ドイツの消費者物価指数は「変わらない予想」が出ているが、
投資家心理的には少しプラスに受け止めても良い


<ポイント3>
イギリスの指標は、マイナス材料になるものが多く、
対ユーロと円で下落する可能性を視野に入れておきたい


<ポイント4>
日本の機械受注指数の悪化がドル安を止めることはないと考えられる



さて、今週の前半(12日&13日)はユーロを中心とした重要指標が発表されますが、後半は、アメリカで多くの重要指標が発表されます。したがって、ユーロやポンドで取引されている方にとっては12日と13日が大きなポイントですし、米ドルで取引されている方にとっては、14日と15日が大きな勝負になるでしょう。

13日(水)には、14日に発表されるアメリカの重要指標情報をアップする予定です。時刻は未定ですが、アップ次第、ツイッタ—に「つぶやき」ますので、ぜひご覧下さい^^


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