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今週の重要指標情報 | アメリカ発の為替関係者のコメントを翻訳するブログ

明日のFOMCは要チェック!

明日、FOMCの政策金利が発表されます。金利は据え置きの公算が高いのですが、注目したいのは重要人物のコメントです。今後のアメリカ経済をどう動かしていくのか、そして、気になる金融緩和策の発動はあるのか、ぜひともチェックしておくことをオススメします。



それでは、11月3日(20:00現在)の「日本円/米ドル」の状況から確認していきましょう。


80.83〜80.84 トレンド状況:ニュートラル


今週も重要指標が多く発表されますので、本日11月3日〜5日までの重要指標をドーンと紹介していきます。

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■3日〜5日の重要指標■
(時刻は日本時間です)



★アメリカ:10月ADP雇用統計(3日21:15)
★アメリカ:10月ISM非製造業景況指数<総合>(3日23:00)
★アメリカ:FOMC政策金利(4日3:15)
★NZ:第3四半期失業率(4日6:15)
★オーストラリア:9月小売売上高前月比(4日9:30)
★オーストラリア:9月貿易収支(4日9:30)
★イギリス:英中銀政策金利(4日21:00)
★アメリカ:新規失業保険申請件数(4日21:30)
★ユーロ圏:欧州中銀政策金利(4日21:45)
★ユーロ圏:9月小売売上高(5日19:00)
★カナダ:10月失業率(5日20:00)
★アメリカ:10月非農業部門雇用者数(5日21:30)
★アメリカ10月失業率(5日21:30)
★日本:日銀政策金利(5日発表時刻未定)


それでは、1つ1つの指標を詳しく見ていきます。

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アメリカ:10月ADP雇用統計(3日21:15)

前回:−39千人 今回予想:+20千人

ADP雇用統計は今回、改善する見込みですが、肝心の失業率自体は改善する傾向になく、この改善で米ドルに大きな影響を与えるとは考えられません。ただし、発表直後は少し細かく動くかもしれませんので、スプレッドの広がりやスリッページには注意しておきましょう。


アメリカ:10月ISM非製造業景況指数<総合>(3日23:00)

前回:53.2 今回予想:53.5

いわゆる、一般市民の「景況感」を示した指標ですが、重要指標でありながら、こちらも米ドルに大きな影響を与えるとは考えにくいと言えます。


アメリカ:FOMC政策金利(4日3:15)

 前回:0.25% 今回予想:0.25%

今週の「目玉指標」と言えます。政策金利に変動はないと思われますが、現在のドル安容認姿勢に何かしらの変化が見られるのか"また、追加の金融緩和策についてどう言及されるのか"

この2点は、絶対に注目しておきたいコメントと言えるでしょう。


NZ:第3四半期失業率(4日6:15)

前回:6.8% 今回予想:6.7%

豪ドルとの関係性が深いニュージーランドの失業率です。改善する予想が出ていることから、予想通りに改善すれば、豪ドルにもポジティブな影響を与える可能性があります。


オーストラリア:9月小売売上高前月比(4日9:30)

前月比 前回:-0.1% 今回予想:+0.1%
前年比 前回:+0.3% 今回予想:+0.5%

対主要通貨で好調をキープしている豪ドルですが、今回の改善で、豪ドルに多少の買いが入る可能性があります。しかし、「再度、対主要通貨で躍進する」とは言えないでしょう。


オーストラリア:9月貿易収支(4日9:30)

前回:+23.46億AUD 今回予想:+20.00億AUD

上記の小売売上高で、「再度、対主要通貨で躍進するとは言えない」と解説しましたが、貿易収支に悪化する予想が出ていることが理由です。同時刻にポジティブ&ネガティブの両方の指標が発表されることから、細かい売買が乱立する可能性があります。

「豪ドル/日本円」はスプレッドも広がりやすいため、ぜひ注意しておきたいタイミングと言えるでしょう。


イギリス:英中銀政策金利(4日21:00)

前回:0.50% 今回予想:0.50%

金利据え置きの予想が出ていますが、ドイツと共にユーロ圏をけん引している国であるため、発表されるコメントの1つ1つに注目しておきましょう。

とくに、「経済のどの部分を強化していくのか"」は注視しておきましょう。増税しても財政基盤を強化するのか"あるいは、法人減税で企業活動を活発にするのか"これらの細かいポイントも、ポンドやFTSE100(イギリス版の日経225のようなものです)の動向に大きく影響します。


アメリカ:新規失業保険申請件数(4日21:30)

前回:43.4万件 今回予想:44.0万件

相変わらず悪化する予想となっています。本日のアメリカの中間選挙で、オバマ大統領率いる民主党が、下院(日本の衆議院に当たる機関)で歴史的な敗北を喫したのも、失業率対策と雇用の創出が上手く機能していないのが最大の原因です。

これが大きくドル安を加速させるとは思えませんが、投資家心理的には「経済回復はまだ先だな…」と思わざるを得ないでしょう。


ユーロ圏:欧州中銀政策金利(4日21:45)

前回:1.00% 今回予想:1.00%

金利据え置きの予想が出ていますが、中銀総裁のコメントはチェックしてください。とくに、財政的に苦しい国(スペインやポルトガルetc…)の動向について、何かコメントがあれば敏感に反応しておきましょう。


ユーロ圏:9月小売売上高(5日19:00)

前月比 前回:−0.4% 今回予想:+0.1%
前年比 前回:+0.6% 今回予想:+1.4%

前月比、前年比ともに改善する予想となっています。米ドルがボロボロの状態なので、今回の改善も手伝い、相対的にユーロが対主要通貨で伸びる可能性があります。


カナダ:10月失業率(5日20:00)

前回:8.0% 今回予想:8.0%

アメリカよりは低い水準ですが、それでも「高い水準」と言わざるを得ません。「変わらない=改善していない」ですので、投資家心理的にはネガティブに感じられるでしょう。


アメリカ:10月非農業部門雇用者数(5日21:30)

前回:−95千人 今回予想:+60千人

改善する予想が出ていますが、アメリカ政府とFRBのドル安容認姿勢に変化が見られず、なおかつ、金融緩和策で「ドルの買い戻し」が縛り付けられている状況を考えれば、この改善がドル高に結びつくとは考えられません。


アメリカ10月失業率(5日21:30)

前回:9.6% 今回予想:9.6%

改善する見通しは立っていません。今回の米中間選挙、民主党敗北の最大の要因となった失業率の高さですが、果たして、失業率の改善はいつになったら見られるのか"

近日、複数のアメリカの経済記者による、「失業率の改善と経済回復」についてのレポートをご紹介いたします。ぜひそちらもご覧ください。
※今週土曜日、5日にアップ予定ですが、アップ次第、ツイッターにてご報告いたします。


日本:日銀政策金利(5日発表時刻未定)

前回:0〜0.10% 今回予想:0〜0.10%

金利に変動があるとは思えませんが、中央銀行総裁のコメント等はチェックしておきましょう(ありきたりなコメントだと思いますが…)


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主にアメリカで多くの指標が発表される今週ですが、上記で解説したように、アメリカのドル安容認姿勢に変化がないこと、また、金融緩和観測が続いていることを考えれば、重要指標でもドル円に大きな影響を与えにくいと言えます。

したがって、積極的に対円で動くポンドや豪ドルなど、こちらの指標に大きく注目した方が良いかもしれませんね。


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